スカート無し。アメニティドームMで北海道冬キャンプ。
こんにちは。お風呂に入ったのと同じ効果を得られる布団が欲しい、はんみおです。

「アメニティドームで冬キャンプをしたい!」
結論から言うと、可能です。
むしろ、ソロキャンプであれば、シェルターを張るより快適かと。
ってことで今回は、
私が実際にアメニティドームMで冬キャンプをした経験について、ご紹介していきます。
石油ストーブの設置は自己責任!
本題に入る前に、重要なことをお伝えします。
アメニティドーム内に石油ストーブを置くのは推奨されていません。
火災や一酸化炭素中毒に繋がる可能性があります。
以下では、アメニティドームM内に石油ストーブを設置しての過ごし方をご紹介しますが、
自己責任であることを理解したうえで、読み進めてください。
また、実施するには、ある程度の経験と知識が必要になります。
アメニティドームとは?

設営が簡単で、強風にも強い。スノーピークのベストセラーテント、アメニティドーム。
ですが、このモデルは2024年に廃盤となり、2025年にモデルチェンジがされています。
とは言え、新しいアメニティドームもスカートが無い上に、インナールーム自体の広さも旧式と差は大きくありません。
ソロキャンプ限定

幕内の空間確保は必須。
ストーブの周りに物が近いと、普通に危険だからです。
例えば、
- テントが風で煽られても、ストーブと干渉しない距離感を確保
- 人がストーブを避けて通れる動線を確保
この2点が非常に重要になってきます。
そのため、テント内は広く使えるようにソロキャンプ限定にしましょう。
また、ストーブの配置を考えると、
アメニティドームはMまたはLサイズを選ぶのが無難。
Sサイズでは、ストーブの置き場に困る可能性が高いです。
あと、外出時はもちろん、焚き火をしている際はストーブをOFFにしましょう。
振り返ったら、テントが燃えている可能性もあるので…。
最低限の荷物でシンプルに

幕内が物だらけにならないよう、アイテムは厳選しましょう。
まあ、ソロキャンプならそこまで荷物は増えないと思いますが…。
ちなみに、クーラーボックスは不要です。
外がクーラー代わりになるので…。
鍛造ペグ推奨

地面が凍結していると、普通のペグは刺さりません。
なので、ハンマーもペグも強靭なものを使いましょう。
また、アメニティドームならペグの長さは20cm程度でOKです。
一酸化炭素チェッカーは必須

アメニティドーム内に石油ストーブを置くなら、一酸化炭素チェッカーは必須。
キャンプ出発前に、
- 作動確認
- 予備の電池
この2点は必ずチェックしておきましょう。
寝具は万全に準備を

就寝時、ストーブはOFF。
その後、幕内の温度は容赦なく下がります。
なので、寝具は徹底的に準備しておきましょう。
私の場合、
1. 底冷え対策として、アメニティドームのオプション品「インナーマット」を設置
2. その上にスノーピークの「ハイテンションコット」をセット
3. 電気毛布を敷く
この装備で、
スウェットとヒートテックを着て、適当な寝袋に入れば無事に寝れました。
やはり、電気毛布の存在は大きいです。まあ、電源が無ければポータブル電源必須となりますが…。
乾燥撤収は不可能

雪があろうがなかろうが、乾燥撤収はほぼ無理。
なぜなら、結露が発生するから。
フライシートの内側と、インナールームの外側はびしょびしょになります。
もし、チェックアウトが午後までOKなら、わずかな望みはあります。ですが、最初から諦めておいた方が気持ち的に楽です。
まとめ

アメニティドームMは、冬キャンプでも十分に使えます。
ただし、スカート無しのため、冷気がダイレクトに入ってくるのは避けられません。
そのため、ストーブを使用する場合は細心の注意が必要。
- 幕内を広く使うため、ソロキャンプ推奨
- 一酸化炭素チェッカー必須
- 就寝時はストーブOFF、寝具は徹底準備
- 撤収時は結露を覚悟
安全対策をしっかりした上で、冬でも快適なアメニティドームキャンプを楽しみましょう!
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