スノーピーク ギガパワーツーバーナー液出し|冬でも安定火力なツーバーナーの魅力
こんにちは。抱き枕が欲しいようで要らないはんみおです。

バーナーが切実にもう一個欲しい。
お湯を沸かしている間に、他の料理を炒めたり、煮たりすることが出来ない…。
ファミリーキャンプをプレートバーナー1つで乗り切ってきましたが、やはり2個あった方が良いです。
ってことで、ついにスノーピークの「ギガパワーツーバーナー 液出し」を購入しました。
そもそもなぜ「ギガパワーツーバーナー液出し」を選んだ?

「てか、プレートバーナーがあるんだったら、追加でフラットバーナー買えば良かったんじゃね?」
と思っている方もいるかと…。それには、しっかりと理由があります。
フラットバーナーを選ばなかった理由
まず、IGTにインストールできるバーナーが大前提でした。
もともと持っているプレートバーナーは廃盤品。
となると、普通であればスノーピークのフラットバーナーが第一候補に挙げられます。

扱いやすくて、汎用性も高く、スノーピークのバーナーの中でも割と安価。
ですが、私の中で許せない点が一つ。
それは、フラットバーナーの燃焼方式が「正立式(気化システム)」だということ。
ガス残量が減ると火力も落ち、さらに氷点下では極端に弱くなります。
そのため、冬キャンプが多い我が家には正直向いていません。
剛炎を狙っていたが…ツーバーナーを購入

ってなれば、狙うは剛炎。
火力8,500kcalという、正気の沙汰じゃない火力。
冬キャンプにもぴったりです。
「今年こそは剛炎を買うぞ!」

って気持ちでいたときに、全く眼中になかったツーバーナーが大安売りで登場。
…はい、買いました。
ギガパワーツーバーナー液出しは見た目もかっこいい

どうでもいいが、見た目が最高。
ただただ、眺めていられます。
新品だと綺麗すぎて、自身の指の跡が気になるかもしれません。
どうすることも出来ないので、指紋とか気にならなくなるくらいガンガン使い倒しましょう。
冬でも安定!ギガパワーツーバーナー液出しの火力性能

嫁さんが、「今まで使ってきたバーナーの中で一番火力強いかも!」
と言っていましたが、最大出力3000kcal。フラットバーナーと同じ出力です。
とは言え、ガスの供給方法は違います。

専用のガスカートリッジを本体に逆さまに取り付ける倒立式。
ガスカートリッジが気化熱によって冷えることなく、安定したガス供給が最後まで継続可能。
外気温による火力低下の影響も受けにくいので、冬キャンプに向いているでしょう。
風防付きで屋外使用も安心

収納時の蓋となる部分は、風防となります。
取り付け、取り外しも非常に簡単な上に、しっかりとした作りなので、途中で外れる心配も無し。
ただ、この風防。ある問題が生じます。
以下で、ご説明します。
IGTと連携できるギガパワーツーバーナー液出し

2ユニット分IGTにインストール出来るのが最強な点。
ですが、
構造上、風防を取り付けられないという問題があります。
バーナーヘッドは少し低い位置に設計されている為、風の影響は受けにくい構造。
とは言え、風向きや風の強さによっては、もろに影響を受ける可能性もあります。
「やはり風防は欲しい」となれば、IGTフレームにインストールせずに、卓上に置いて使用するのが吉でしょう。

ちなみに、
スノーピークのTTAで、IGTにインストールした状態で風防を取り付ける事が可能。
問題はコストと、取り付けのひと手間が生じる点。
わたしは今のところ手を出す気は無し。(と言うか、2025年に風防は廃盤となりました)
黒皮鉄板と相性抜群なギガパワーツーバーナー液出し

ゴトク2つを外して180°回すと、ゴトクに高さが出ます。
こうする事により、スノーピークのグリルプレート黒皮鉄板が設置可能。

お好み焼きやステーキ、焼きそばなどに便利。
専用収納ケースは別売りなので注意

ちなみに、このギガパワーツーバーナー 液出し。
収納ケースが付属で無く、「必要ならば専用のツーバーナー収納ケースを別途で買ってください」という、ズルい仕様。
ギガパワーツーバーナー 液出しを手にしたアナタは、必ず買うハメになります。
ギガパワーツーバーナー液出しのガス缶取り付け方

銀缶(イソ)推奨。
金缶(プロイソ)だと、火力が強くなり過ぎます。「銀缶推奨」というより「銀缶にしてください」。

恐らく初めて使う際は、ガス缶の取り付けに戸惑います。

矢印の方向にロックバーを下げ、ロックアームを開放。

チューブにガスを接続。しっかりと締め込みます。

ロックバーを軽く持ち上げて、ガス缶を取り付けます。
溝にガス缶がハマっているのを確認し、ロックバーを下げれば固定完了。
実際に取り付けるときは一瞬「?」となるかもしれませんが、やってみると驚くほど簡単です。
ギガパワーツーバーナー液出しの点火方法

火力調整ツマミを逆時計方向に少しずつ回します。
ガスが少量噴出後、イグナイターで着火。
後は、ツマミで火力を調整するのみ。すっごい簡単。
収納方法のコツと注意点
ガス缶を取り外して、ロックアームを畳みます。
黒皮鉄板などを使い、ゴトクの位置が高くなっている場合は、ゴトクを180°回して収納しましょう。

卓上で使用する際に必要になる脚(スタンド)は、少し広げてゴトクと一緒に収納します。

後は、風防を被せてロックバネで固定して終了。
手順を間違えると、絶対に収まりません。
ちなみに、
IGTフレームにインストールして使用し、なおかつ黒皮鉄板を使用しない場合は、脚(スタンド)をわざわざゴトクから外す必要はありません。

そのまま、ゴトクと一緒に取り付けた状態で使用しても問題無いです。
余計な手間は省きましょう。
簡単なお手入れ

ゴトク下は簡単に拭き掃除が可能。

また、バーナーヘッドはプラスドライバーで外せます。
吹きこぼしが発生した場合、バーナーヘッド内は目詰まりを起こすので、ダルいですが外して清掃しましょう。
まとめ|ギガパワーツーバーナー液出しは冬キャンプ&ファミリー調理に最適

スノーピークのギガパワーツーバーナー液出しは、
- 冬キャンプにも強い倒立式燃焼
- IGTとの連携可能
- 黒皮鉄板対応や安定感ある火力
と、見た目だけでなく実用面でも優秀なツーバーナーです。
ただし、
- 専用収納ケースが別売り
- IGT使用時は風防が使えない
といった注意点もあります。
ファミリーキャンプで「同時調理の快適さ」を求める人、寒い時期もがっつり料理したい人には、特におすすめ。
初めてのツーバーナーにも、2台目としての導入にも満足度は高いはずです。
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