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カヤードMパネルカバーセットをレビュー。これは…バーベキュー幕です。

2025年4月13日

こんにちは。「カヤードMパネルカバーセット」って名前、長くね?って感じる、はんみおです。

2024年、夏の雪峰祭で販売された限定幕、カヤードMパネルカバーセット

本当は、あまり限定品なんて紹介したくなかったんですが、あまりに暇だったのでこの記事を書いた次第です。

どうせ紹介しても、もう買えないかもしれませんので…。

なので今回は、
「ふーん、そんなシェルターあったんだ〜」くらいの、軽い気持ちで読んでいただけたら嬉しいです。

※以下、「カヤードM」と呼ばせていただきます。書き手も読み手も、面倒なので。

カヤードMとは…

実は過去にも「カヤード」は販売されていました。

時期は正確には分かりませんが、2015年ごろに、エントリーラインの黄色っぽいカラーで登場しています。

それが2024年の雪峰祭で、ひと回り小さくなったサイズでグレーカラーとして復活。

4人が快適に過ごせるサイズ感です。

そしてこの幕、
全面がメッシュ仕様なので、ジッパーでメッシュをふさぐ事はできません。

まさに「蚊帳(かや)」として活躍するシェルターです。

パネルカバーセットとは

これは、メッシュをふさぐためのパネル。

全面分が付属していて、取り付け自体は簡単。

ですが…、面倒です。

「簡単だけど、面倒ってどーゆーこと?」

と思いますが、
つまり、一度ジッパーでの開け閉めに慣れてしまった人からすると、この作業は手間でしかないってことです。

予想外の横殴りの雨や、外からの視線を遮りたい時など、使う場面は限られます。

でも、そういう状況が予想できるなら、そもそもカヤードMを張らないっていうね…。

スペック

  • 重さ:6.6kg。シェルターとしてはかなり軽量。
  • 耐水圧:ルーフ部が3,000mmミニマム。それ以外は450mmミニマムと低めだが、ほぼメッシュだから仕方ない。
  • 遮光性:遮光ピグメントPUコーティング済み。UVカットもありますが、天井の面積が小さい上に側面はメッシュなので、直射日光はまあまあ入ります。
  • 耐風性:ペグダウンをしっかりすれば、ある程度の風には対応可能。ただし、油断は禁物なので天気は事前に要チェック。
  • 生地の強度:ルーフは150Dポリエステルオックス、それ以外は68Dポリエステルタフタ。生地についての詳細は、こちらの記事をご参照ください。

付属品一覧(ペグとポールは付属しません)

タープ本体、フロントパネルカバーA(×2)、フロントパネルカバーB(×2)、サイドパネルカバー(×2)、自在付ロープ(二又用9m×2、2.5m×4)、キャリーバッグ、パネルカバーケース、ポールケース、ペグケース

※ペグとポールは付属していないので要注意。

必要本数のウィングポール

必要なのは、約30cmペグ16本、ウィングポール(210cm×2、140cm×4)です。

設営方法

カヤードMの設営は非常に簡単。

タープを設営したことがある方なら「あー、はいはい」ってなるやつです。

まず、210cmのウィングポールで立ち上げる。

次に、140cmのサブポールを4点にセットして、ロープをペグダウン。

最後に、ボトム部のゴムループをペグダウンして完了。

設営時間は、約30分です。

出入り口はカスタマイズ自由

スタイルによって、入り口を変えれます。

上に巻き上げても良し、横にたたんでも良し。

開閉スタイルもフレキシブルです。

入り口部分のペグには、「ソリッドステークデルタ」を使うと便利。

詳しくは以下の記事にて。

冬には不向き

パネルカバーを一部取り付けた状態

スカート付きですが、全面がメッシュなので寒さ対策には向いていません。

パネルカバーで塞ぐことはできますが、面倒なうえに隙間風も強烈。

シーズンをしっかり選んで使いましょう。

こんなシーンにカヤードM

デイキャンプやBBQ、宴会幕として最適。

特に、スノーピークのジカロテーブルを置くには、ピッタリなシェルターです。

宴のスタート幕として、大いに活躍してくれるでしょう。

ただし、宿泊となると別途テントが必要です。

まとめ

カヤードMパネルカバーセットは、完全メッシュ構造の超開放的シェルター。

設営はシンプルで、サイズも4人にちょうどいい手頃さ。

夏のBBQやデイキャンプで“宴の場”をつくるには最適な一張です。

とはいえ、季節や天候を選ぶタイプの幕でもあるので、使うシーンはしっかり見極める必要あり。

限定幕ではありますが、「あのときこんなの出てたんだ〜」という記録として、誰かの参考になれば幸いです。