【レビュー】スノーピーク「ジカロテーブル」の魅力とは?焚き火・BBQ・冬キャンプまで活躍!
こんにちは。幼少期、そろばんを足の裏に付けて走ろうと試みたはんみおです。

「焚き火を見ながら、ゆっくりご飯食べたい」
そんな時に限って、幕内のテーブルを外に運び出すという手間が…。
あの面倒なルーティン、わかっていただけますよね?
でも、スノーピークのジカロテーブルを導入してからというもの、
そんなストレスが見事に解消されました。
って事で今回は、スノーピークのジカロテーブルについてご紹介していきます。
- 1. 焚き火台と組み合わせて「囲むテーブルスタイル」に
- 2. ロースタイルで焚き火キャンプがもっと快適に
- 3. 焚火台Lとの相性が抜群|BBQも楽しめる
- 4. サイズ調整が可能|幕内レイアウトを柔軟に
- 5. 石油ストーブとの併用で冬キャンプも安心
- 6. 子供の火傷リスクを下げる安心構造
- 7. ステンレス製で手入れ簡単|雨でも安心
- 8. 頑丈で熱にも強い|ただし傷は入りやすい
- 9. 収納ケースは頼りない|専用トートが安心
- 10. 積載に注意|ジカロテーブルの収納サイズ感
- 11. ジカロテーブルの組み立て方法|5分で完成
- 12. マルチファンクション天板で自由に拡張
- 13. まとめ|焚き火を囲むなら、やっぱりジカロテーブル
焚き火台と組み合わせて「囲むテーブルスタイル」に

ジカロテーブル最大の魅力。
それは、焚き火を囲みながら食事や会話が楽しめるスタイルです。
テーブルの中央には焚火台を設置できるスペースがあり、その周囲を囲うように4枚の天板が並びます。
この形が、ほんとにちょうどいい。
火を囲みながら、のんびり晩酌。家族でご飯。子どもと語らい。
これができるってだけで、「ジカロ買ってよかったなぁ」と感じてます。
このあと、使い心地やレイアウトも含めて詳しく紹介していきます。
ロースタイルで焚き火キャンプがもっと快適に

ジカロテーブルは、ロースタイルキャンプとの相性が抜群。
高さが低めに設計されているため、リラックスした姿勢で長時間座っていても疲れにくく、焚き火をぼーっと眺めながら、気付いたら1時間経ってた…なんてこともあります。
天板の広さもじゅうぶん。
ご飯を食べる・調理道具を置く・子供とゲームをするなど、幅広い使い方が可能です。
特に、ローチェアと組み合わせることで真価を発揮。
「焚き火×ロースタイル×ジカロ」の三拍子は、正直キャンプの完成形のひとつかと。
ちなみに、我が家で使っているローチェアについてはこちらにまとめています↓
焚火台Lとの相性が抜群|BBQも楽しめる

ジカロテーブルの中心には、スノーピークの焚火台Lがぴったりハマる設計になっています。
この組み合わせ、ほんとに優秀です。
焚き火を囲みながら調理もできて、そのままバーベキューテーブルとして活躍。
薪をくべるときも、炭を追加するときも、テーブルが邪魔にならない絶妙なスペース感。
作業がとにかくスムーズ。
ただし、これはあくまで「焚火台Lありき」の話。
他社製グリルやコンロとは合わない可能性が高いので注意が必要です。
スノーピークの焚火台をまだ持っていない方には、こちらの記事もあわせてどうぞ↓
サイズ調整が可能|幕内レイアウトを柔軟に
「ジカロテーブル、大きすぎて幕内が狭い…」
そんなときは、天板の向きを反転させるだけで幅をスリム化できます。

実際に反転すると、外径が約23cm小さくなり、狭めのシェルター内でも圧迫感がぐっと減少。
ただし当然ながら、中央スペースも狭くなるので、焚火台Lの設置は難しくなります。


とはいえ、テーブルを囲んで食事するだけなら、この省スペースモードでも問題なし。
「焚き火なし」や「冬の幕内ごはん用スタイル」に最適です。
季節や人数、レイアウトに応じて、ジカロテーブルの形を変える。
この柔軟性、地味にありがたいです。
石油ストーブとの併用で冬キャンプも安心

焚火台を置くスペースには、石油ストーブを置くことも可能。
これがまた、冬キャンプで最高です。
ストーブの上でお鍋やおでんを温めながら、ぬくぬくと囲むテーブル時間。
寒さが逆にごちそうに感じられます。
ストーブの熱は天板にも少し伝わってきますが、むしろそれが「ほんのりこたつ」感あって、気持ちいいくらい。
※もちろん、ストーブの種類やサイズによっては不向きなものもありますので、使用前に耐熱性や安全距離は要チェックです。
子供の火傷リスクを下げる安心構造
焚き火中、子どもが火のそばでテンションMAX。
「まさか…ダイブしないよな?」とヒヤヒヤした経験、ありませんか?
ジカロテーブルがあると、焚き火台のまわりを物理的にガードできるので、子どもの行動範囲に自然と「境界線」ができます。
これだけでも、安心感は段違いです。
もちろん、「子ども=予想外の生き物」なので油断は禁物ですが、それでもテーブルがあるとないとでは、精神的な余裕が全然ちがいます。
「焚き火でヒヤリとしたことがある」ファミリーキャンパーさんには、ジカロテーブル、かなりおすすめです。
ステンレス製で手入れ簡単|雨でも安心

ジカロテーブルは、天板がオールステンレス製。
この素材が、キャンプギアとして本当に頼もしい。
飲み物をこぼしても、布でサッと拭くだけで綺麗に。
調味料の飛び跳ね、子どもの食べこぼし、多少の焦げ跡も気になりません。
さらに、雨で濡れようが、朝露で湿ろうが、基本的には「拭けばOK」で済むので、ストレスがほぼゼロ。
木製テーブルのようにシミやカビを気にする必要もありませんし、気兼ねなくガンガン使えるタフなテーブルって感じです。
これ、地味だけどかなり大事なポイントです。
頑丈で熱にも強い|ただし傷は入りやすい

ジカロテーブルは、がっしりとしたステンレス製。
重たい鍋やスキレットをドンと置いてもビクともしないし、炭火から避難させたお肉や鉄板をそのまま置くこともできます。
多少の熱なら問題なし。
これがまた、「あ、気にせず置ける」っていう安心感に繋がります。
しかも、長年使っても歪んだりヘタったりしない耐久性。
さすがはスノーピーク、永久保証がつく理由がよく分かります。
…とはいえ、完璧ではありません。

とにかく傷は入りやすいです。
少しでも物を引きずるとすぐにスーッと線が。
おそらく、1回の使用で細かい傷は入ります。
これはステンレスの宿命。
「キズひとつも許せない!」という方には、正直おすすめしにくいです。

とはいえ、浅いキズならこのアイテムでピカピカに。
1本あると、キャンプギア全般のメンテに便利です。
収納ケースは頼りない|専用トートが安心

ジカロテーブル付属の収納ケースは、ペラペラです。
長期間使用するうちに、すぐ破れます。
よって、ギアトートMを買いましょう。
丈夫な上に、しっかりとジカロテーブルを収納できます。
傷を気にされる方は、最初っから購入した方が良いかと。
積載に注意|ジカロテーブルの収納サイズ感
重量は10.5kgと、まあまあな重さ。
ですが、この重さがジカロテーブルの丈夫さだと思えば苦では無いでしょう。

また、
積載に関しては、通常のテーブルより圧迫されます。
現段階で積載が厳しい方は、かわりに何かを諦める必要があるでしょう。
キャンプでの積載については、以下の記事でレビューしていますので、ご参考にしてください。
ジカロテーブルの組み立て方法|5分で完成

ジカロテーブルの組み立ては簡単。
約5分です。

天板を裏返してフレームを取り付ける。
もちろん、力は必要無し。
コレを4つ。
ちなみに、
天板を裏返した際に、地面が砂利やアスファルトだと一瞬で傷が入ります。
地面が芝で無い場合は、注意が必要です。

そして、天板同士を接続。

裏のダイヤルを指で軽く締めて固定します。
これを4箇所やって完成です。
マルチファンクション天板で自由に拡張

スノーピークの延長用テーブル、マルチファンクションとの接続が可能。

しかも、どの向きにも接続が可能なので、その日のスタイルによってレイアウトがしやすいです。
人数が多くてジカロテーブル一つで補えない場合に、かなり活躍します。
例えば、
「大人は椅子で、子供はお座敷スタイルで」

ってなれば、スノーピークの段差ジョイントを使用して、マルチファンクション側をお座敷にする事も可能。

子供用のキャンプ椅子が足りない時など、地面にレジャーシートを敷けば応用が利きます。
マルチファンクションに合わせてレジャーシートを選ぶなら、スノーピークのリビングシートが使いやすいでしょう。
ちなみに、頑張ってジカロテーブルをもう一つ買えば…、

こうする事も可能です。
まとめ|焚き火を囲むなら、やっぱりジカロテーブル

焚き火を囲んでごはんを食べたり、ゆっくり話したり。
そんな時間を大切にしたいなら、ジカロテーブルは本当におすすめです。
もちろん「重い」「傷つきやすい」「積載がちょっと大変」など完璧ではありませんが、それ以上に得られる時間の質が変わります。
子どもとトランプしたり、家族でゲームしたり「囲む」という形があるからこそ、会話も自然と増える気がします。
シェルターでも、タープ下でも、冬の幕内でも、季節問わず使える万能ローテーブルとして、これからもガンガン使っていきます。
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