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【写真で解説】アルパカストーブの芯交換|初心者でもできる簡単メンテ術

2025年4月3日

こんにちは。焚き火はやらなくてもいい派のはんみおです。

「アルパカストーブの芯、交換したいけど不安すぎる…」そんなあなたへ。

実際に交換してみたので、初心者でも失敗しにくいやり方を、写真たっぷりで解説します。

ストレートに誰でもできます。

アルパカストーブの芯交換、やってみた理由

点火速度が遅くて妙に臭いも発生する…。

もしかして芯が寿命なのでは…。

キャンプではもちろんの事、自宅でも使用しているので、芯の寿命が極端に早い我が家。

ってことで、芯交換を決行。

芯交換に必要な道具

  • プライヤー
  • 7mmスパナ
  • バケツ
  • ビニール手袋
  • 新聞紙
  • 芯(TS-77JC

が必要。

とはいえ、プライヤー7mmのスパナは無くても交換が可能です。指の力に自信があればの話ですが…。(ちなみに私は指の力のみでいきました)

まあ、あった方が確実に楽です。

あとは、何枚か重ねた新聞紙をストーブ近くに広げておき、使い捨てのビニール手袋も準備しておきましょう。

新品の芯(TS-77JC)は、必ず正規品を使用。

作業前の注意点(火傷・汚れ・換気)

まず、灯油は空にする。

灯油を入れたままでも交換自体は可能ですが、作業中に後悔する確率が高いです。

また室内でやる場合は、

  • 火気が近くにないこと
  • 子供が近くにいないこと
  • ペットを近寄らせないこと(臭いから来ないと思う)
  • 換気必須

余談ではありますが、家の中で作業をすると、家族から「灯油くさい」と苦情がきます。

できれば、外でやりましょう。

芯交換の手順|写真で解説

では、実際に分解していきます。

ここからの注意点は、

  • 外したねじを無くさない
  • 分解した順番を覚えとく
  • 元々の状態を把握する

です。

写真をとりながら分解をした方が無難でしょう。

まあ、私のこの記事を見ながらやれば問題は無いかと…。

STEP1:ガードを外す

早速工具を使います。

フレームを固定している7mmのナット3箇所を緩めます。(反時計方向)

ナットを取り外したら、ガードが外れるようになります。

ガードはダイヤルに引っかかるので、斜めにして避けながら引き抜くとスムーズです。

STEP2:燃焼筒を外す

燃焼筒は持ち上げるだけで取り外せます。

ガラスなので、落とさないように気をつけましょう。

燃焼筒の下部は、燃えかすなどが付着していますので新聞紙の上に置きます。

STEP3:芯を取り外す

4箇所の蝶ネジを緩めていきます。

指で緩めるとなると狭くて力が入らず、結構しんどいです。

プライヤーがあるのであれば、つまんで回すのが楽でしょう。

また、蝶ネジにはワッシャーが付いていますので、無くさないように注意が必要です。

蝶ネジを外したら引き抜く前に、事前に用意しておいたビニール手袋を装着します。(この時装着してなけど…)

抜けました。

ちなみに、私のように灯油を空にしないで芯の交換作業を行うと、灯油をこぼす可能性を高めます

前述した通り後悔します。

STEP4:新品の芯(TS-77JC)に交換する

筒から古い芯を取り外します。

ただはまっているだけなので、簡単に取り外し可能です。

そして、新品の芯を取り付けます。

黄色いテープ部の黒い線を筒の先に合わせてはめ込んでいき、ヨレないように取り付けていきます。

タンクに取り付ける際は、芯が上にズレていかないようにグリグリ回しながらやると良いです。

あとは、外した順番に元に戻せば完了です。

STEP5:ついでにお掃除

せっかく工具を使用してまで取り外したので、普段手の届かない場所もついでに清掃しておきましょう。

燃焼筒の燃えかす、ホコリなどを除去することにより、ストーブの故障トラブルを未然に回避出来ます。

STEP6:交換後の燃焼確認

組み付け後、新品の芯には灯油が染み渡っていないので、灯油を入れて20分以上は使用せずに放置します。

点火後は、「燃焼の仕方」「異臭の有無」「ダイヤルの動作」「緊急消火レバーの反応」など、各部が正常かを確認しましょう。

また、
灯油を入れる際に、「ジュッポジュッポ」するのは面倒です。

これ買いましょう↓

実際に使ってみた感想|交換してよかったこと・注意点

ちなみに新品と並べてみると正直、

「まだ使えね?」

ってなりましたが、
交換後の点火速度の速さと安定感に、衝撃を受けます。

あと、やっぱり外で作業した方がよいです。

室内だと気を使いまくります。

よくある質問・トラブルQ&A

Q:芯が下がらないときは?
A:確実に組付け不良です。もう一度バラしてください。

Q:火が安定しない原因は?
A:灯油が芯にしっかりとしみ込んでいないか、燃焼筒がずれている可能性があります。もう少し時間を置いて、燃焼筒を回して再点火してみて下さい。それでも駄目なら分解して点検してください。

Q:ダイヤル又は急消火レバーが正常に動かない
A:分解点検一択

Q:交換芯ってどこで買えばいい?
A:ここ↓

↑ここになければ、アルパカの公式ホームページにもあります。

まとめ|アルパカストーブの芯交換は“ちょい面倒、でも満足度高い”

今回はアルパカストーブの芯交換についてレビューさせていただきました。

臭いも減り、点火後の安定感に満足です。

また、アルパカストーブに限らず、定期的なメンテナンスでストーブの寿命は大幅に変わります。

キャンプで突然ストーブが使えなくなる事態を避けるためにも、所有しているストーブのメンテナンスは必ず行いましょう。