スノーピークの一酸化炭素チェッカーを正直レビュー|色と音で“即わかる”安心感
こんにちは。冬キャンプより温泉旅館が好きなはんみおです。
冬キャンプに必須な一酸化炭素チェッカー。
今まで“かなり安いCOチェッカー”を使っていましたが、不満が3つ。
- 音でしか警告しない
- 本当に正常動作してるのか不安
- 鳴るとサイト全体に響き渡る爆音
「そろそろ、ちゃんとしたやつに買い替えたい」と思っていたところに…。

出ました。スノーピークの一酸化炭素チェッカー。
即買いです。
って事で今回は、スノーピークの一酸化炭素チェッカーについてレビューして参ります。
スノーピークがやっと一酸化炭素チェッカーを出した
2023年にスノーピークから規格外シェルター、リゲルPro.ストーブプラスが販売。
その付属品として一酸化炭素チェッカーが世に出ましたが、当時は単体販売なし。いわば“プレミアムCOチェッカー”でした。

2025年、ついに単体販売が開始。
「リゲルはいらないからチェッカーだけ欲しい…」というスノーピークユーザーの願いが叶った形。
歓喜。
スノーピークの一酸化炭素チェッカーの凄い所3つ

フックが掛けやすいハンギングベルト。
取り付け方は、ベルトに本体を通すだけ。

取り付け方に不安を感じますが、振り回さない限り外れません。
電源ボタン1つだけ。使用方法もボタン1秒長押しと、起動もいたって単純。
その他にも、このスノーピークの一酸化炭素チェッカーは、かなり頼りになります。
以下で詳しく紹介して参ります。
色で“即わかる”警告表示

音だけでなくLEDカラーでひと目で状況がわかるのが最高。
数字(ppm)表示だけだと危険か迷いがちですが、これは黄色→換気推奨/赤→危険が直感的。

| 状態 | ブザー音 | LED | インジケータ |
|---|---|---|---|
| 正常(CO濃度0ppm〜49ppm) | 無音 | 消灯 | 「青色」に点灯 |
| 換気警報(CO濃度50ppm〜199ppm) | 「ピー」と1分おきに鳴り続ける | 「黄色」に点灯 | 「黄色」に点灯 |
| 危険警報(CO濃度200ppm〜) | 「ピー」と1秒おきに鳴り続ける | 「赤色」に点灯 | 「赤色」に点灯 |
しかも、爆音ではないので、驚かされる心配もありません。
電池残量がわかる安心感
「え!?いつの間にか電池切れになってて死んじゃった!」
って心配もありません。
| 状態 | ブザー音 | LED | インジケータ |
|---|---|---|---|
| 測定準備 | 無音 | 「白色」に点灯 | 「全色」に点灯 |
| 測定準備(低電池残量時) | 「ピッ」と1秒おきに鳴り続ける | 「白色」に点滅 | 「全色」に点灯 |
音とLEDの点滅により、電池が無くなる手前で教えてくれます。
また、電源を入れてから1分間は測定準備中です。
測定準備中は電池残量やセンサーの確認をしているので、その間に測定はしていないので注意が必要。
| 状態 | ブザー音 | LED | インジケータ |
|---|---|---|---|
| 正常(CO濃度0ppm〜49ppm) | 「ピッ」と1秒おきに鳴り続ける | 「白色」に点滅 | 「青色」に点灯 |
| 換気警報(CO濃度50ppm〜199ppm) | 「ピー」と1分おきに鳴り続ける | 「黄色」に点滅 | 「黄色」に点灯 |
| 危険警報(CO濃度200ppm〜) | 「ピー」と1秒おきに鳴り続ける | 「赤色」に点滅 | 「赤色」に点灯 |
LEDが点滅している間も空気中の一酸化炭素濃度を測定していますが、速やかに電池を交換しましょう。
ちなみに、電池は単四形アルカリ乾電池(×2)。

購入時に、ご丁寧に電池が付属されています。
これで、約50時間の可動。充電池は使用不可です。
“壊れたら壊れた”と教えてくれる
「え!?正常に作動してなくて死んじゃった!」
ってリスクも回避。
| 状態 | ブザー音 | LED | インジケータ |
|---|---|---|---|
| 故障 | 無音 | 「紫色」に点灯 | 「全色」に点滅 |
LEDとインジケーターが、いつもの表示と変わります。
壊れたら「俺壊れたよ!」って教えてくれるのは嬉しい点。
本体に使用期限がある
実は、一酸化炭素チェッカーには3年から5年の寿命があります。(この記事を書くまで私も知らなかった)
一酸化炭素チェッカーには内蔵センサーがあり、内蔵センサーは電極と電解液で構成されています。
その電解液が劣化したり、乾燥することでセンサーが誤検知、又は無反応になるという事。

もちろん、スノーピークの一酸化炭素チェッカーにも、使用期限が…。
「永久保証だから、本社に送ればなんとかしてくれるんでしょ?」
って思い、スノーピークに問い合わせたところ…。
一酸化炭素チェッカーにつきましては、使用期限に達した場合は基本的に新しい製品へのお買い替えをお願いしております。
センサー内部の化学反応部品が経年で劣化するため、点検や部品交換での延命はできない構造となっております。
なお、使用期限前に製品の不具合や動作に異常を感じられた場合は、
弊社アフターサービスまでご連絡ください。状態を確認のうえ、修理または交換の可否を判断させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
残念ながら、買い替えです。
使用期限前の不具合なら対応してくれますが、使用期限の過ぎた一酸化炭素チェッカーに関しては「燃えないゴミ」行きです。
「じゃあスノーピークである必要なくね?」
って言われては、こちらも「そうだね」としか言えない案件…。
前述した「故障モード」も、使用期限が切れた状態では正常に作動するかも怪しい所…。
まあ、使用期限きっかりにぶっ壊れる訳では無いし、信頼性の意味ではスノーピークの一酸化炭素チェッカーを選んでも良いかと…。
収納ケースは無し
…で、スノーピークの一酸化炭素チェッカーを買うと決めたアナタに、収納ケースをご紹介。
収納ケースは、スノーピークのユニットギアバッグ110又は、220を選定するのが吉。
って言うよりも、絶対にそうした方が良いでしょう。
ユニットギアバッグの詳細は、以下のリンクを参照ください。
まとめ

- スノーピークCOチェッカーは色+音で状況が直感的にわかるのが強み
- 電池残量と故障モードの可視化で、運用の不安がグッと減る
安心と使い勝手で選ぶなら是非スノーピーク!
って言いたいところですが、結局約5年で寿命ですからね…。








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