肌寒いキャンプにアルパカストーブ。
こんにちは。朝昼晩カレーでも全然オッケーな、はんみおです。
冬キャンプに必須であるストーブ。
ストーブ無しの冬キャンプは超過酷です。
って事で我が家、newアルパカストーブを導入しました。
今回は、
北海道の冬に実際に使用してみた結果も踏まえ、アルパカストーブをレビューして参ります。
newアルパカストーブとは
見た目がレトロで、超オシャレな石油ストーブ。
newアルパカの"new"とは、対震自動消火装置が新たに備わったもです。
また製造元は韓国で、
消火装置、点火装置など計30項目以上にも及ぶ製品検査を実施し、日本の安全基準をクリアしています。
震度5以上の地震や強い振動を受けた際に、自動的に火を消す装置が設定されているので、家の中でも安全に使用することが可能です。(定期的な換気は必要)
仕様
灯油タンク容量が 3.7Lで、燃焼継続時間 約10時間という燃費の良さ。
重量は約6.6kg。
少しコンパクトな設計である為、トヨトミの石油ストーブに比べて約5kgほど軽いです。
ケースが嬉しい
ケースが白系だと、汚れを気にしてしまう私。
ですが、ケースが黒い生地なので汚れが目立たないのが嬉しい点。
生地自体も約1cmほどの厚みがあって、しっかりとストーブを保護してくれます。
しかも左右にポケット付いています。
好きなものを入れてください。
使い方
灯油を入れて、レバーが「セット」にあることを確認します。
ダイヤルを時計方向にいっぱいに回し、バネ部で燃焼筒を持ち上げて、ライターなどで点火します。(点火の際はチャッカマンを利用した方が楽)
これで完了です。
点火後は燃焼筒を左右に動かして、燃焼筒が正しい位置にセットされているのかを確認しましょう。
正しい位置で無い場合、黒煙や異臭が発生します。
また、点火してから「ぼっぼっぼっ」と燃焼音が発生しますが、異常ではないです。
火力が安定するまで約15分ほどかかります。
灯油入れ口の注意
灯油の入れ口が直径約20mm。
灯油ポンプの口の径が大きいものには注意が必要です。
一般的な手動ポンプは直径が約6mmなので、市販で売られている物でほぼ大丈夫かと思います。
ちなみに、我が家はTRUSCO(トラスコ) の灯油ポンプを使用しています。
自動補充ができるので、超便利です。
メンテナンス
どのメーカーのストーブにも言えることですが、定期的なメンテナンスは必須です。
定期的に掃除
燃えかすやゴミは定期的に取り除きましょう。
メンテナンスを怠ると、燃焼がうまくいかなくなります。
冬キャンプ納めの時には、来シーズンの為にもしっかりと清掃しておくと良いでしょう。
消耗品の交換
円形の燃焼芯(普通筒しん:TS-77JC)を利用しています。
メーカーは年に1度、芯の交換を推奨。
とは言え、使用状況にもよりますが3年以上はもちます。
燃え方が異常になったり、点火がしづらくなってきた時に、芯の交換をしても良いかと…。
部品に関しても、国内にてストーブ各種供給が可能です。
故障した場合
万が一壊れた場合、お買い求めの販売店、または日本正規販売代理店の「お客様相談窓口」に連絡しましょう。
また、
取扱説明書の注意事項に従った正しい使用をしたのにも関わらず、購入して1年以内に故障が発生した場合、無償で修理をしてくれます。
取扱説明書で気になった点
さらーっと説明書を読んでいて、気になった点が…。
「やかんを置いたり、調理するのは禁止」との記載がありました。
理由としては、
沸騰したやかんの水が、燃焼筒のガラスに飛んで割れる恐れなどがあるとの事です。
まあ、
キャンプで使用するにあたり、このルールを忠実に守る方は中々いないかと…。
コーナンの七輪用ゴトクがシンデレラフィット
正しい取り扱いを無視して、我が家は普通にストーブ上にやかんやなべを置いています。
ですが、直置きですと双方にダメージがありそうなので…。
コーナンの七輪用ゴトクを設置。
見事にフィットします。
車載は圧迫
コンパクトなストーブではありますが、やはり積載には圧迫をともないます。
もちろん、灯油タンクも必要になるので車への積み込みには工夫が必要です。
リビングシェルロングproで使用
ファミリーキャンプで快適な空間を提供してくれる、スノーピークのリビングシェルロングpro。
今回は、この大型幕でどれくらい幕内を暖めれるのかを検証。
天井にはファンを設置。
ストーブ上にもファンを設置して幕内の熱を循環させました。
外気温−2℃の時に、ベンチレーションのみを解放させて、アルパカストーブを最大火力で可動。
結果…。
ここから、幕内の温度は上がる事はありませんでした。
やはり、大型幕にはストーブ2台が必要になるかと…。
ですが、
2つのファンのおかげで、天井と床側の温度差はほとんどありませんでした。
この検証でファンの重要性を改めて感じます。
アルパカプラスの存在
2022年には、"アルパカプラス“と言う新しいモデルが販売されました。
従来型(newアルパカ)に比べて、改善改良箇所が合計 19カ所もあります。
以下引用。
今まで好評いただいていた機能性はそのままに、19箇所の改良を施しグレードアップしました。上板にはセラミック素材を新採用し熱伝導効率がアップ。各部の製品精度を“プラス”させることにより、機能性・安全性・扱いやすさ、そして整備性も格段に向上しました。お客様に長くご愛用いただくために万全のクオリティでお届けします。
Alpaca
newアルパカと比べて金額もほぼ変わりませんので、今からお買い求めの方は間違いなくアルパカプラスをご購入した方が良いでしょう。
私はnewアルパカでも全然ストレスを感じていませんけどね…。
まとめ
燃費も良くコンパクト。
して、見た目オシャレ。
真冬には、これ1台で大型幕全体を暖めることは難しいですが、春先や肌寒くなり始めた秋には、アルパカストーブが充分に活躍できるでしょう。
自宅で使用しても、いい雰囲気です。
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