冬キャンプ 車のバッテリー上がりに備える
こんにちは。ブログを1年に100記事を書くのは、家族持ちのパパにはしんどくないかと最近思うはんみおです。
「いよいよ冬キャンプをするぞ!」と思っている方も多いこのご時世。
ですが、車でキャンプに向かう人は車の備えも必要です。
特に、冬に多いトラブルのがバッテリー上がり。
って事で今回は、車のバッテリー上がりの対処と、その備えについてレビューさせて頂きます。
バッテリーは寒さに弱い
氷点下の中、スマホのバッテリーの減りが妙に早いときがあるかと…。
身近に体感できるほど、バッテリーは寒さに非常に弱いです。
これは車も同じ。
冬キャンプを楽しんだ後、帰宅しようとエンジンをかけようとしたらバッテリー上がり…。
車内は家族からのブーイングの嵐にさらされます。
外の吹雪の方がまだ居心地が良いかもしれません。
そんな精神的ダメージから家族を救済してくれるのが、ブースターケーブル。
ブースターケーブルの使い方
大体の車はエンジンルームにバッテリーが存在します。
ボンネットを開けてバッテリーの存在を確認したら、+マークのターミナルに赤いケーブルを。
-マークに黒いケーブルを接続します。
もう片側のケーブルも同等に、救済してくれる車のバッテリーにも+は赤、-は黒に接続します。
接続したらまず、救済してくれる車のエンジンをかけておきましょう。
これは救済してくれる車のバッテリーの負担を少しでも下げる為です。
その後に、バッテリーが上がった車のエンジンをかけましょう。
ハイブリット車などの一部の車種は室内にバッテリーがある
ハイブリット車などの構造が特殊な車は、室内にバッテリーが搭載せれている可能性があるのでご注意下さい。
トヨタの30系のプリウスを例に挙げると、バッテリーは荷室に存在しています。
かといって、わざわざ荷室からブースターケーブルを引っ張る必要はありません。
エンジンルームのヒューズボックス内に、ブースターケーブル接続用の端子が隠れてます。
「えっ!マイナスの端子無いじゃん!」ってなります。
車のボディーは、バッテリーのマイナスに繋がっています。
つまり車のボディー全体がバッテリーのマイナスなのです。
なのでマイナスの繋げ方はこうなります。
エンジンルームにバッテリーが無い車を所有している方は、前もってブースターケーブルの接続する場所を知っておきましょう。
大体は取扱説明書に記載されていますが、分からなければ整備工場やディーラーに聞いてみましょう。
ちなみにハイエースなどの車体形状は運転席や、助手席のシート下にバッテリーが搭載されてます。
ブースターケーブルの注意点
以下の注意点は、超重要です。
ブースターケーブル接続時、プラスと、マイナスを間違って接続しない。
間違うと救済する車もされる車も、大ダメージを負う可能性があります。
つまり、レッカー車2台呼ぶハメになります。
もう一度説明しますが、+マークが赤いケーブル。
-マークが黒いケーブルです。
24Vの車にブースターケーブルを接続するときは注意が必要
大体の車は12V車です。
24Vの車はトラックやごく一部のディーゼル車や、ごく一部の外車のみになります。
又バッテリーが2つ搭載せれているからといって、24V車とは限らないので注意が必要。
2つのバッテリーのつなぎ方が並列つなぎ(12V)なのか、直列つなぎ(24V)なのかを知っておく必要があります。
並列つなぎと直列つなぎを理解すれば、24Vの車からの電源供給は可能です。
12Vの車が24Vの車にブースターケーブルを誤った方で繋いでしまうと、12Vの車は大ダメージを負います。
エンジン始動後は、自動車整備工場やディーラーに行くまでエンジンを切らない
二度手間が発生します。
運が良ければ再始動はできますが…。
ブースターケーブルの配線が短いやつは買わない
救済してくれる車のバッテリーに届かない可能性があります。
無駄に長くてもいいので、配線長めのブースターケーブルを購入しましょう。
そもそも近くに自分以外の車や人がいない
レッカー業者一択です。
ブースターケーブルを繋いでも始動しない場合
それでもエンジンが始動してくれない場合があります。
以下は、その一例としての可能性です。
完全にバッテリーが死亡している
その場でバッテリーを交換するか、レッカー業者に連絡。
燃料に含んだ水が凍っている(ディーゼル車に限る)
原因がそれだと信じて気温が上がるまで待つ。燃料フィルターを温める。(詳しい人が近くにいないと不可)
マフラー内の水が凍って排気抵抗によるエンジン始動不良(ハイブリット車に多い傾向あり)
原因がそれだと信じて気温が上がるまで待つ。
そもそもバッテリーが問題ではない
レッカー業者一択。
たとえ現場で問題が解消されたとしても、すぐに自動車整備工場で診てもらう事をお勧めします。
一度起きた不具合は高確率で、再発します。
「JAF」には加入しましょう。
前もってバッテリーの点検
夏場では問題なくエンジンが始動できていたバッテリーが、冬になって突然始動できなくなる事が普通に起こりえます。
バッテリーの寿命は3年から5年ですが、車の乗り方によって寿命が大きく左右します。
ご自身でバッテリー寿命の判断をするのは極めて難しいので、自動車整備工場に点検してもらうのが無難です。
バッテリーは自分で交換できるのか
極論できます。
ですが、バッテリー交換したことにより、弊害が起きる可能性もあります。
- 時計がリセットされる
- パワーウインドウが正常に動かなくなる
- オーディオが初期化される
- ナビセキュリティーを設定している場合、パスワードを覚えてないとナビが使えなくなる
- アイドリング不調になる。最悪バッテリーを交換したにも関わらずエンジンがかからない
- チェックランプが点灯する
以上の弊害を避ける方法で、エンジンをかけながらバッテリー交換をする裏技もあります。
ですが、ショートさせるリスクがかなり高いのでお勧めはできません。
こういった弊害やリスクを避けるためにも、プロの整備士にバッテリー交換をお願いするのが良いでしょう。
又、いくら整備士でもナビのセキュリティーパスワードまではわかりません。
パスワードはご自身でしっかり把握しましょう。
まとめ
楽しいキャンプをする為にも日頃の車の点検は必須です。
万が一バッテリーが上がってしまっても、ブースターケーブルさえ積んでいれば大概何とかなります。
ご自身のためでもありますが、他の人がバッテリー上がりで困っていたら助けれます。
感謝されます。
持っていても損はないブースターケーブル。
是非、車に積んでおきましょう。
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