冬キャンプ 北海道のファミリーキャンプはしんどい

2023年1月24日

こんにちは。とても冬キャンプをしたいはんみおです。

冬キャンプいいですよねー。虫もいない、星空がきれい、幕内で食べる鍋は最高。

出典:スノーピーク

だが5歳と2歳を連れての冬キャンプ。すごい大変な気しかしない。

今回はファミリーキャンプに焦点を合わせ、北海道冬キャンプの心得をレビューさせて頂きます。

寒すぎるが為に暇になる

私の住む北海道の十勝地区は、-20℃以下の外気温は普通に起こりえる地域です。

1月と2月は特に冷え込みが厳しく、夕方には外にはいられなくなります。なので当然家族はストーブのあるシェルター内、テントの中で過ごす時間が長くなり、子どもが暇を持て余す可能性が高いです。

冬キャンプには、子どもが室内でも充分に満足できる環境を作らなければ、”キャンプはつまらない”という印象を与えてしまいます。

子連れの冬キャンプは、室内で何をするかまでの備えが必要です。

幕にスカートがついてない件について

「テントにスカートがついてないから冬キャンプは無理。」

確かに言われてみればそんな感じもしますが、北海道の豪雪地帯は雪があります。その雪を幕の隙間に埋めてしまえば冷気を遮断することも可能です。

ただ予想できる注意点があります。

スカート付きの幕も付いて無い幕も、撤収時に幕が地面に凍り付いてはがせなくなる現象が起こりえます。撤収前に、お湯を沸かす手間が発生する事を想定しときましょう。

寝るときは最強の備えを

基本寝るときは灯油ストーブや、薪ストーブは切った状態で就寝します。もちろんですが、その後は容赦なく寒気が幕内の温度を下げに来ます。

出典:スノーピーク

-20℃…。生き残れそうですか?

ここら辺の壁で大体の北海道ファミリーキャンパーは心が折れます。(我が家も)

以下予想できる必要な備え。

1.ポータブル電源(なければ電源サイトを借りる)

 電源が無いと生命の危機にさらされます。

2.電気毛布とセラミックヒーター

 ガンガン幕内を暖気。

3.エアーマット又は銀マット

 地面の冷気をなるべく遮断。電気毛布が無いのであればなおさらです。

4.寝袋

 電源が正常に使えたとしても、快適温度-10℃近く対応の寝袋を準備した方が無難でしょう。

5.湯たんぽ

 あるのと、ないのとでは全く違います。

これくらいの備えがあれば、暖に関してはまず問題ないでしょう。むしろ暑くなるかもしれませんが、必要の無いものは使用しないで温度調節をすればいいだけです。寒いよりは絶対にマシです。

2歳以下を連れている場合は問題が生じます。

「寒い!」としゃべれない問題です。なので親と同じ布団に入り体温の共有が必要になります。

ひとつの寝袋で同じ体温を共有するのは難しいですが、スノーピークのグランドオフトンダブル1600だと、小さい子供と暖を取ることが容易です。

雪が降ってるときは寝てられない

寝てる間に雪が積もると、テントが倒壊します。想像するだけでも恐ろしいです。

出典:スノーピーク

しかも雪は雨と違って、テントに落ちても音がしません。幕内にいると降り出したことに気づけないので、天気予報は要チェックです。

絶対に幕は乾かない

テント内をガンガンに温めた分、結露でテントがびしょびしょになります。

出典:スノーピーク

換気して結露を乾かそうとしても、マイナスの外気が濡れた幕を凍らせるだけになるでしょう。現地での乾燥はまずもって不可能と考えた方が良いです。

昼間でもマイナス気温が続くなら、無論いつまでも乾かないので、自宅内で乾燥させる事は覚悟の上です。

まとめ

手間が多い。コストがかかる。荷物量が多くなる…。ここまでして家族で冬キャンプは必要なのか…。

要は幕さえ張らなければ大体の問題は解決されます!

素直にコテージやロッジを借りればいいのです。

北海道十勝では、最高のトレーラーハウスや、キャンピングカーを借りることが可能です。

今まで借りたことのないトレーラーハウスやキャンピングカーを借りることによって、新しい発見や楽しみ方が絶対にあります。

無理なく「楽しい!」と思えるアウトドアライフを!