スノーピークのフィールドトレーラー。「永久保証」はどこまで?
こんにちは。メンタル結構弱めのはんみおです。
スノーピークがついにトレーラーの販売を発表。
その名も、フィールドトレーラー。
そこそこ馬力のある車とシュラフさえあれば、どこでもキャンプが可能。
ってことで今回は、
フィールドトレーラーについて、ご紹介して参ります。
フィールドトレーラーとは
岐阜県に本社を構える、ブラストトレイル(株式会社ダイナミックス)が、スノーピークとコラボしたトレーラー。
けん引免許を必要としないトレーラーにより、上部のテントで簡単にキャンプを楽しめます。
付属品
トレーラー本体、テントベースフレーム、テント本体、シールドルーフ、バイザーフレーム、テントキャリーバッグ、滑車、梯子(x2)、輪留め(x2)、インナーマット(x2)
といったセット内容。
あとは、シュラフがあれば普通に寝れます。
テント内が快適すぎる
大人4人が余裕で寝れる空間。
敷いてあるインナーマットも付属。
しかもこれ、今までのスノーピークのインナーマットとは全く違います。
ポリエステルとポリウレタン素材です。
よって、ふっかふか。
爆睡できます。
エアーマットはまず必要ないでしょう。
天井には巻いた幕を留めるトグル部がいくつかあるので、LEDなどはそこで用が足りるでしょう。
そして、全面フルメッシュ仕様。
風通しはもちろん、外の景色も楽しめます。
天井も解放することが可能。
ただ、メッシュはついていません。
どちらかと言うと、シールドルーフ取り付け用に天井が開放できるといった感じです。
あと、就寝時に靴の置き場所には少し工夫が必要になるかと…。
リビングも勝手に完成
テントを展開することによって、自動的にテント下がリビングと化します。
シェルターやタープを設営する必要が無いので、「最高」のひと言に尽きるでしょう。
あとは、トレーラー内に収納している椅子やテーブルを出すだけ。
設営が爆速な為、コーヒーを飲みながら他のキャンパーさんの設営を楽しめます。
トレーラー内も広い
普段のキャンプで積載に悩まされていた方は、このトレーラーを手にする事により、その問題は解決するでしょう。
とにかく、ギアをたくさん積めます。
アルミニウム合金製のカーゴスペースは、床面が縞鋼板で設られており、丈夫なだけでなく泥汚れなどのメンテナンスも簡単。
さらに、サイド側の入り口はメッシュと小窓仕様も可能です。
設営・撤収が簡単
テントは、折り畳んだ状態から180°展開。
大人4人がくつろげる快適空間が完成します。
滑車付きのロープを引っ張るだけで、簡単に設営・撤収が可能です。
ただ、
折りたたむ際は、一番外側のバイザーフレームの取り外しが必要。
シールドルーフやインナーマットはそのまま折りたためます。
必要なペグダウンにいたっも4ヶ所のみ。
短時間で設営が完了。
また、アウトフレーム構造なので、簡単に幕だけを取り外すことも可能です。
濡れた際は、幕だけを外して乾燥させることができます。
まあ、トレーラー上で展開したまま干す方法で問題ないかとは思いますが…。
そのまま置いて行ける
「買い出しに行きたい!観光に行きたい!でもキャンプギアの盗難が怖い…」
ってなれば、トレーラー内に荷物やキャンプギアを置いて、けん引を取り外せばオッケー。
施錠もできるので安心です。(トレーラーごと盗まれなければ…)
テントの耐久性
テントの素材は、210Dポリエステルリップストップ。
耐水圧は1,500mmミニマムです。
丈夫な幕体な上に、撥水性も抜群です。
「風でテントが崩壊しない?」
ってなりますが、テントのペグダウンも可能。
しかも、4箇所のみで済むので時間もかかりません。
突然の強風を想定して、ペグダウンは怠らない方が良いでしょう。
シールドルーフ
テント上を覆い、暑い日差しを遮断します。
耐水圧は1,500mmミニマム。
遮光ピグメント加工もされているので、夏の日差しを抑えてくれます。
また、
テントの構造上、シールドルーフの取り付けは必須です。
ですが、取り付け方法は非常に簡単。
テント側にバイザーフレームを接続して、テント天井部の窓を利用して取り付けるのみです。
梯子が楽しい
梯子は2台体制。
「1台でよくね?」
ってなりますが、2台あった方が安心かと。
しかも、
暇であれば、どっちが早く登れるかパートナーと競えます。
梯子をかける箇所もしっかりとトレーラーに固定できるため、翌朝に梯子が落ちている心配もありません。(イジメにあっていなければ)
撤収時は、コンパクトにしてトレーラー内に引っ掛けることが出来ます。
トレーラーの安定感も良し
車からトレーラーを取り外した状態だと、若干不安定になります。
よって、ウィリーを防止するスタビライザーを左右に標準装備。
もちろん、必要の無い時は収納可能です。
重さ
本体重量は530kg。
最大積載量は200kg。
無論、車の燃費はまあまあ悪くなります。
アクセルを踏んだ瞬間に、その重さを感じる事になるでしょう。
2,000cc以上の排気量のある車じゃ無いと、割とキツいかと…。
今所有している車に取り付け可能か
車両総重量1,460kg以上を目安とした普通自動車が必要。
軽自動車は不可です。
けん引には2インチのヒッチボールと、アメリカタイプの丸型7ピンの電極ソケットを備えたヒッチメンバーが必要。
すでに取り付け済みの場合、ヒッチボールのサイズ確認と適合確認が必要なので、最寄りのスノーピーク店に問い合わせが必要になります。
トレーラーの運転方法やヒッチの取り付け方
「欲しいけど運転が怖い」
「ってか、ヒッチはどうやって脱着するの?」
って方は、ブラストトレイルの公式サイトをご参考にしてください。
詳しく記載されています。
購入以外にかかる費用
- 税金や車検にかかる費用は?
- ナンバープレートはどうなる?
- ETCはどうしたらいい?
- 速度は何キロまでオッケー?
- 車両保険は?
- てか、どこで納車?
などの疑問に関しては、スノーピークの公式サイトをご参考にしてください。
ちなみに、納車場所に関しては岐阜県となります。
「いやいや、北海道在住なんですけど!」
って方は、苫小牧にて納車です。
「いやいや、九州在住なんですけど!」
って方は、分かりません。
スノーピークに問い合わせてください。
どこまで永久保証?
ここが、個人的に一番気になった点。
ざっくり言うと、
上のテントは、ほぼ無償。
下のトレーラーは、ほぼ有償。
不良品以外は、基本的に全て有償対応となります。
一般的な修理の場合
タイヤ周りや配線などは、ブラストトレイル以外の認証工場でも修理が可能。
また、
パーツ等においては、ブラストトレイルから認証工場へ共有する事も可能です。
ただ、簡単なパーツの交換に関しては、詳細を確認した上、ユーザーに直接パーツの手配をします。
板金修理においては、近くの板金加工会社への依頼になります。
いずれにせよ、
安全のために、認証工場での半年ごとの定期メンテナンスを行いましょう。
修理を断る場合もあり
廃車レベルの損傷は修理不可。
その際は、枕を濡らしましょう。
また、錆落としの依頼もお断りとなります。
塗装の剥がれ
使用を繰り返しての塗装の剥がれによる錆についても保証範囲外。
塗装の剥がれは、有償でブラストトレイルにて再塗装が可能ですが、錆についても保証範囲外となります。
故障した場合の対処
認証工場については事前確認の為、一度スノーピークのユーザーサービスまで連絡しましょう。
自走不能な場合にいたっても、スノーピークのユーザーサービスまで連絡が必要となります。
タイヤの変更は可能
規格品であれば変更は可能。
また、冬タイヤのホイールやタイヤの準備は、所有者自身での準備が必要です。
スノーピークのお店へGO
公式サイトでの販売はされていません。
「買う」と決めたなら、スノーピーク本店に足を運びましょう。
って事で、
フィールドトレーラーで新しいキャンプライフをお楽しみください。
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