スノーピークのフービ。2人ならデメリットは無い。むしろ最高。
こんにちは。小学生の時、「ゲームは1時間」と決められていた親のもとで育ったはんみおです。
「スノーピークのゼッカが欲しい!だけどデケェ!!」
って方は、
はい、フービ。
って事で今回は、スノーピークのフービをゼッカと比較しながら紹介して参ります。
フービの外観
単純にゼッカでいう…、
ここをカットした感じ。
そして、見た目もどこか可愛くなりました。
ゼッカ同様、サイドウォールが特徴的です。
後面以外は全てメッシュ仕様となります。
また、
フロントパネルは、サイドでも上部でも留められる2WAY仕様。
跳ね上げて空間を拡張することも可能で、ロケーションに合わせてバリエーションを変えれます。
フービの幕内
ゼッカをコンパクトにしたとは言え、非常に広い空間。
ランドロックと比較してもフービの方が広いです。
天井にはゼッカ同様の天窓も。
フルクローズ状態でも天窓を活用すれば、暗い幕内に光が差します。
LEDも複数かけれるポイントがあるので、光に困らないでしょう。
フービの付属品
本体、インナールーム、シールドルーフ、グランドシート、クロスフレーム×2、Cフレーム×2、リッジフレーム×1、ジュラルミンペグ×22、自在付ロープ(2m×10、3.5m×2、4m×2、二又用7m×2)、キャリーバッグ×1、フレームケース×1、ペグケース×1、シームシーリング剤×1、グランドシートケース、取扱説明書×1
といったセット内容。
ジュラルミンペグはいつも通り軟弱なので、鍛造ペグに買い揃えましょう。
フービのインナールーム
2人用のインナールームが付属。
吊り下げ式なので、設営も超簡単です。
よって、設営方法は割愛。
何気に便利な収納ポケットと、電源を引き込むジッパーも完備。
メッシュは入り口を含めた3箇所になります。
無論、通気性は抜群です。
「我が家は4人家族なので無理」
っとなれば、追加でもう1つインナールームの購入が可能。
左右両側にインナールームを設置できます。
ただこれ、
左右にインナールームを設置してしまうと、明らかにリビングスペースの圧迫に…。
キャンプ場の区画や、自身の体力に問題が無ければ、もう一つ別でテントを設営した方が良いかと。
フービのスペック
本体ルーフ部とウォール部は、150Dポリエステルオックス。
もちろんUV カット加工もされており、これはゼッカと変わりません。
ただ、以下からちょっと違う点が。
耐水圧
ウォール部はゼッカと変わりませんが、ルーフ部の耐水圧が少し変わりました。
ゼッカのルーフ部の耐水圧は、1,800mmミニマムですが、フービは3,000mm ミニマムに。
シールドルーフにいたっては、ゼッカが3,000mmミニマム。
フービは、1,800mmミニマムです。
つまり、耐水圧が入れ替わりました。
まあ正直、どうでも良いかと…。
いずれにせよ、双方シールドルーフが必須なシェルターなので、天気に関係無く取り付けた方が良いでしょう。
遮光性
フービ本体幕とシールドルーフには、遮光ピグメント施工がされています。
ですが、ゼッカ本体幕には遮光ピグメント施工がなされていません。
「なんで!?」
ってなった方は、以下でゼッカを紹介してますので、参考にしてください。
前述はしていますが、双方どちらもシールドルーフは必須なので大した影響ではないかと。
強度
「ゼッカと比べて耐風性はどお?」
っと聞かれると正直微妙なところ…。
何となく、
フレーム本数が 2本多く、ペグにいたっても12本多いゼッカの方が強そうな気が…。(セーフティベルトもあるので)
ですが、風を受ける面積はゼッカの方が大きいので、一概には言えませんが…。
いずれにせよ、
双方しっかりとペグダウンを行なっていれば、ちょっとやそっとの風には負けません。
重さ
25.2kg。
フレームと幕を別で持ち運べますが、それでも結構重たいです。
まあ、
生地がしっかりしている故に、スノーピークのシェルターはコレくらいの重さが普通になりつつあるかと。
フービのオプション
インナールームの追加購入も可能ですが、インナーマットの購入も可能。
インナールーム内に敷き、地面の凹凸を軽減させます。
インナーマットの必要性に関しては、以下でまとめております。
ストレス無く寝るなら、エアーマット推奨です。
また、
フロントパネルを跳ね上げる際は、190cmポールが必要。
これもオプション品となるので、お持ちで無い場合は追加購入が必要。
ちなみに、ウィングポールを上手く組み合わせれば、190cmのポールを作ることも可能です。
フービの設営
ゼッカよりは楽です。
何故から、
ゼッカに比べて、フレームの長さが短い上に、フレームの本数も2本少ないからです。
ですが、設営する際は間違いなく2人で作業を行なった方が良いでしょう。
最初の立ち上げが少しキツいので、アシストが欲しくなります。
その点を抑えておけば、設営は簡単です。
まとめ
2人で広々と過ごすならフービが是非おすすめ。
絶景ポイントでキャンプするには、最高のシェルターとなるでしょう。
ただ、いかんせん金額がねえ…。
ディスカッション
コメント一覧
フービを購入し、先日初張りしてきました。
インナーテントの設営が一番難しかったです、、、
幕本体の設営はめちゃくちゃ簡単なので、デュオならインナー無しのコットがラクだなと思いました。
コメントありがとうございます!
特に最後の天井部のテープで引っ張るシーンは、少しやりづらいかと思いました…。ここの部分はいつか記事を編集しようかと…。
にしても、コットは楽ですよね。
どんなにインナールームの設営が楽でも、コットの設営・撤収の方が、明らかに秒で終わりますからね。
我が家も子供が大きくなったら、インナールームを卒業したいです…。
私は結局、自分でインナーを張れず、スノーピークのスタッフに丸投げしました笑
うちはデュオなので、他のテントのオプションインナーは買わず、常にコット+マットですが、サイト内がごちゃつくのが悩みです。
是非、インナー取り付けを記事にしていただけると助かります!
まさに天井部のところがマニュアルを見てもチンプンカンプンでした。
Pro幕ではないので、ポールは全て6000番台で、7000番台に比べると太いところはちょっと気になりました。。
今後も記事楽しみにしています!
見えてほしく無い物は、インナールームに置けますからね。笑
いつになるかは分かりませんが、インナールームの設営方法について記事を上げたいかと思います。(まあ、その頃にはred circliさんは、マスターしているかとは思いますが…)
ポールの太さ…。Pro幕であるリビングシェルロングProや、リゲルProもフービと同じA6061という6,000番台のアルミ合金を使用しているはずなのですが…。いずれにしても調べておきます!分かり次第、ブログ又はInstagramにて発信します!
Pro幕=7000番台で6000番台より細くて強度があるものだと勝手に理解していました!
私が唯一所有しているPro幕はスピアヘッドですが、明らかにポールの太さが異なっています。
フービとスピアでポールに求められる要件は違いますが・・・
以下AIによる回答ですが、
「6000番台と7000番台は、国際合金記号化制度によって定められたアルミ合金の種類を示す番号です。6000番台はAl-Mg-Si系合金で、7000番台はAl-Zn-Mg系合金です。」
らしいです。確実に正解だとは限りませんが…。笑
フレームφ19mmのランドロックに比べて、スピアヘッドはφ34mmもあるんですね…。極太…。
だけど、風速20m近くで崩壊した方もいたので気をつけてください。笑