リビングシェルロングProを綺麗に設営
こんにちは。爆風の中ソロキャンプをしてみたいはんみおです。
「リビングシェルロングProが綺麗に張れません!」
私もそうでした。
特にここ、後ろ側の部分。
どーしてもシワがよってしまう。
ですが安心してください。
そのシワ、消しましょう。
幕を広げる
まず、幕全体が見えるように広げます。
その際、ビルディングテープのバックルが外れていないかを確認しましょう。
また、
フレームを通す前に、風向きや景色などを考慮して幕の向きを決めておいた方が、のちのち楽です。
リッジポールを通す
使用するフレームは4種類。
右からリッジポール(1本)、Aフレーム(2本)、Cフレーム(2本)、テントフレーム(1本)になります。
最初に、両先端が青色の1番短いリッジポールをスリーブに通します。
Aフレームを接続
くの字に曲がったフレーム(Aフレーム)を先程通したリッジポールに接続。
この時、青色のシールが外向きになるように接続してください。
また、この時点ではポールの節を全て伸ばさない方が良いです。
理由としては、リッジポールに接続しやすい点もあげられますが、フレームにかかる負担も大きく、曲がりの原因にもなるからです。
センターリングをかける
幕についてるセンターリングを、Aフレームから突き出たリッジポールにかけます。
センターリングのベルトは全てのフレームを通した後に調整するので、緩んだままでオッケーです。
Aフレーム2本で立ち上げる
リビロン後ろ側の青色ループピンには大と小の2種類があります。
ここでは大きい方にAフレームを差し込みましょう。(よく見比べないと分かりづらい…)
Aフレームの節をすべて伸ばし、フレーム先端に幕のボトム部についている紺色のループピン(大)4箇所全てを差し込むと幕が立ち上がります。
Cフレーム2本を通す
赤色のシールがついたフレームを、赤いラインのついたスリーブに通していきます。
この時、CフレームがAフレームの外側になるように通してください。
そして、Cフレームの先端を幕のボトム部、赤色のループピンに差し込みます。
風が強い場合、
この時点でボトム部のペグダウンと、フックやベルクロを取り付けた後、ガイローブのペグダウンを行った方が無難です。
設営途中で、幕が飛んでいくこともあるので…。
ペグダウン方法については、後に「ペグダウン」の目次にてご紹介します。
テントフレームを通す
最後のフレームとなるテントフレームをスリーブに通していきます。
残りの紺色のループピン(小)に、テントフレームを差し込みます。
ここに、しんどいポイントが一つ。
矢印の方向にテントフレームを持ち上げないと、ピンを差し込むのが若干キツいです。
なので、もう1人いるのであれば素直にアシストをお願いしましょう。
また、テントフレームに限らず、ピンが異常に差しずらい時があります。
この場合、一旦ピンに差すことを止めて、幕全体に不備がないかを確認しましょう。
例えば、フレームの節がちゃんと接続されていなかったなど、稀に発生する案件ですので…。
調整
リッジポールに掛けた、センターリングのベルト部で張りを調整。
ベルクロとフックをフレームに取り付けていきます。
フックは数が多いのでつけ忘れが無いか、注意が必要。
ペグダウン
ここで、正しいペグダウンを行わないと幕にシワがよります。
ペグダウンは、
1.紺色のループに4箇所
2.赤色のループに4箇所
3.ボトム部に4箇所
4.ガイロープに8箇所
の順番で、計20本のペグ打ちを強いられます。
ですが、ズボラな私は16本しか打ちません。
手を抜いてる箇所は、この赤色のループ部。
ここのペグ打ちに関しては、ビルディングテープを外す時か、強風の時で十分かと…。
紺色のループのペグダウン
地面から約45°の角度になるように、ペグを打ち込みます。
1箇所打ち込んだら、次に対角となるループをペグダウン。
ここで、1箇所目に打ち込んだペグに対して、軽く引っ張るようにペグダウンを行ってください。
あとの2箇所も同様に、外側に軽く引っ張る感じでペグダウンを行います。
赤色のループのペグダウン
ここのペグダウンに関しては、紺色のループと同じやり方で良いです。
前側ボトム部のペグダウン
フロントパネル側の、このラインにそって引っ張りながらペグダウン。
ペグのループは二重にした状態でペグダウンを行います。
ループは上から、
フロントパネル→メッシュパネル→サイドウォール
の順番です。
また、
ここで紹介してるのは、あくまでも「綺麗に張る方法」です。
フロントパネルからの出入りで、二重のループがわずらわしければ一重にしましょう。
後ろ側ボトム部のペグダウン
このラインに沿って引っ張りながらペグダウン。
ゴムループは3箇所ありますが、1番外側のゴムループを使用してください。
他の2箇所はテント連結時に使用するものなので、気にしなくてオッケーです。
ガイロープのペグダウン
最後に、8箇所のガイロープをペグダウンしていきます。
ロープを取り付ける場所はフロントパネル2箇所、後ろ側2箇所、AフレームとCフレームの交差部に巻き付ける形で4箇所です。
ロープの向きは、リッジポールの中心部に向かうように行い、ボトム部と同様ペグは地面から約45~60°の角度で打ち込みます。
ロープはペグに対して約90°になる距離にペグダウンを行ってください。
一発で決める必要は無い
この設営の仕方で、後ろ側が大きくシワになることは無いです。
「上手くいかなかった…」
となれば、明らかに変な方向に引っ張っているペグを再度打ち直し、全体的に不備がないかを確認してください。
まとめ
これだけ説明をしておいて、アレなのですが…、
結局のところ、シワをゼロにする事はほぼ不可能です。
と言うよりも、
多少シワがよっていたからと言って、一体何なんだという問題…。
自己満の世界でしかないですので、あんまり頑張り過ぎないでください。
「てか、そもそもリビロンってどんな幕?」
って方、以下で紹介しています。
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