リビングシェルロングProを綺麗に設営
こんにちは。爆風の中ソロキャンプをしてみたいはんみおです。
「リビングシェルロングProが綺麗に張れません!」
私もそうでした。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/ace85f752e502eb1779cb10ec0036f4d-e1685623428870-1024x628.png)
特にここ、後ろ側の部分。
どーしてもシワがよってしまう。
ですが安心してください。
そのシワ、消しましょう。
幕を広げる
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/bd27db91db2de101afa84ad2e92db3ca-e1685623761313-1024x751.png)
まず、幕全体が見えるように広げます。
その際、ビルディングテープのバックルが外れていないかを確認しましょう。
また、
フレームを通す前に、風向きや景色などを考慮して幕の向きを決めておいた方が、のちのち楽です。
リッジポールを通す
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/afd62f06c591d7db95e6a4d4e986dcd9-e1685624159877-1024x566.png)
使用するフレームは4種類。
右からリッジポール(1本)、Aフレーム(2本)、Cフレーム(2本)、テントフレーム(1本)になります。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/8834462175c2e401ebd814b2789702f8-e1685624494689-1024x699.png)
最初に、両先端が青色の1番短いリッジポールをスリーブに通します。
Aフレームを接続
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/7b98a49a933ea02c81b0c0dd541e994e-e1685707820928-1024x832.png)
くの字に曲がったフレーム(Aフレーム)を先程通したリッジポールに接続。
この時、青色のシールが外向きになるように接続してください。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/6d5bd26d1194532045fabdcb6cafe646-e1685707937652-1024x659.png)
また、この時点ではポールの節を全て伸ばさない方が良いです。
理由としては、リッジポールに接続しやすい点もあげられますが、フレームにかかる負担も大きく、曲がりの原因にもなるからです。
センターリングをかける
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/e6fee181c8e42b8928d48ca1163138b9-e1685708160391-1024x498.png)
幕についてるセンターリングを、Aフレームから突き出たリッジポールにかけます。
センターリングのベルトは全てのフレームを通した後に調整するので、緩んだままでオッケーです。
Aフレーム2本で立ち上げる
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/06ee2a45297af3494dc3c312a4cc3ff5-e1685708439473-1024x655.png)
リビロン後ろ側の青色ループピンには大と小の2種類があります。
ここでは大きい方にAフレームを差し込みましょう。(よく見比べないと分かりづらい…)
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/afc3312a57c5b97dc98a277c34d3cfb4-e1685708655160-1024x741.png)
Aフレームの節をすべて伸ばし、フレーム先端に幕のボトム部についている紺色のループピン(大)4箇所全てを差し込むと幕が立ち上がります。
Cフレーム2本を通す
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/df798f05eb371400072ba20db3f1fca2-e1685708967160-1024x887.png)
赤色のシールがついたフレームを、赤いラインのついたスリーブに通していきます。
この時、CフレームがAフレームの外側になるように通してください。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/77370806dc3ba6fa3d90a47eb3606397-e1685709073759-1024x741.png)
そして、Cフレームの先端を幕のボトム部、赤色のループピンに差し込みます。
風が強い場合、
この時点でボトム部のペグダウンと、フックやベルクロを取り付けた後、ガイローブのペグダウンを行った方が無難です。
設営途中で、幕が飛んでいくこともあるので…。
ペグダウン方法については、後に「ペグダウン」の目次にてご紹介します。
テントフレームを通す
最後のフレームとなるテントフレームをスリーブに通していきます。
残りの紺色のループピン(小)に、テントフレームを差し込みます。
ここに、しんどいポイントが一つ。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/1e6a46643671b2eda98e8472f734ab87-e1685709818973-1024x1006.png)
矢印の方向にテントフレームを持ち上げないと、ピンを差し込むのが若干キツいです。
なので、もう1人いるのであれば素直にアシストをお願いしましょう。
また、テントフレームに限らず、ピンが異常に差しずらい時があります。
この場合、一旦ピンに差すことを止めて、幕全体に不備がないかを確認しましょう。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/52a8c0be268364e44227ccc0299df6ad-e1685710148593-1024x607.png)
例えば、フレームの節がちゃんと接続されていなかったなど、稀に発生する案件ですので…。
調整
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/e0a2f84c1326403f115ed5e329ad52a6-e1685710326411-1024x648.png)
リッジポールに掛けた、センターリングのベルト部で張りを調整。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/28af82aecfcda9b68c0e915b1b7e9906-e1685710790590-1024x532.png)
ベルクロとフックをフレームに取り付けていきます。
フックは数が多いのでつけ忘れが無いか、注意が必要。
ペグダウン
ここで、正しいペグダウンを行わないと幕にシワがよります。
ペグダウンは、
1.紺色のループに4箇所
2.赤色のループに4箇所
3.ボトム部に4箇所
4.ガイロープに8箇所
の順番で、計20本のペグ打ちを強いられます。
ですが、ズボラな私は16本しか打ちません。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/cdc66caa85476355d1fb95bd200e474f-1024x1024.png)
手を抜いてる箇所は、この赤色のループ部。
ここのペグ打ちに関しては、ビルディングテープを外す時か、強風の時で十分かと…。
紺色のループのペグダウン
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/3d5f1b179a7f98cf368f433f4b9e3858-e1685711820835-1024x611.png)
地面から約45°の角度になるように、ペグを打ち込みます。
1箇所打ち込んだら、次に対角となるループをペグダウン。
ここで、1箇所目に打ち込んだペグに対して、軽く引っ張るようにペグダウンを行ってください。
あとの2箇所も同様に、外側に軽く引っ張る感じでペグダウンを行います。
赤色のループのペグダウン
ここのペグダウンに関しては、紺色のループと同じやり方で良いです。
前側ボトム部のペグダウン
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/d67808ec86a3952335cbfa29a90e5589-e1685712137977-1024x959.png)
フロントパネル側の、このラインにそって引っ張りながらペグダウン。
ペグのループは二重にした状態でペグダウンを行います。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/44e98250af56180667c7a31f367629ab-e1685712236435-1024x604.png)
ループは上から、
フロントパネル→メッシュパネル→サイドウォール
の順番です。
また、
ここで紹介してるのは、あくまでも「綺麗に張る方法」です。
フロントパネルからの出入りで、二重のループがわずらわしければ一重にしましょう。
後ろ側ボトム部のペグダウン
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/9AD434D2-B3EF-437C-A46F-8D7537399190-1-scaled-e1685712827277-1024x640.jpeg)
このラインに沿って引っ張りながらペグダウン。
ゴムループは3箇所ありますが、1番外側のゴムループを使用してください。
他の2箇所はテント連結時に使用するものなので、気にしなくてオッケーです。
ガイロープのペグダウン
最後に、8箇所のガイロープをペグダウンしていきます。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/d142ea6a27080d9312986df7d8449897-e1685740687899-1024x824.png)
ロープを取り付ける場所はフロントパネル2箇所、後ろ側2箇所、AフレームとCフレームの交差部に巻き付ける形で4箇所です。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/a21e4d47ef5ec91595c189e20f485291-1024x730.png)
ロープの向きは、リッジポールの中心部に向かうように行い、ボトム部と同様ペグは地面から約45~60°の角度で打ち込みます。
ロープはペグに対して約90°になる距離にペグダウンを行ってください。
一発で決める必要は無い
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/dd374bfc4831a02ad3d38bb7eb944bbe-e1685741091627-1024x855.png)
この設営の仕方で、後ろ側が大きくシワになることは無いです。
「上手くいかなかった…」
となれば、明らかに変な方向に引っ張っているペグを再度打ち直し、全体的に不備がないかを確認してください。
まとめ
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/06/87ed1bf8602dd97de40520f48130255b-e1685741222730-1024x675.png)
これだけ説明をしておいて、アレなのですが…、
結局のところ、シワをゼロにする事はほぼ不可能です。
と言うよりも、
多少シワがよっていたからと言って、一体何なんだという問題…。
自己満の世界でしかないですので、あんまり頑張り過ぎないでください。
「てか、そもそもリビロンってどんな幕?」
って方、以下で紹介しています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません