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車を融雪剤から守る為に、アンダーコート(下回り防錆)施工をしましょう

2024年3月9日

こんにちは。1日のコーヒーの摂取量が多く、ちょいちょい嫁さんに注意されるはんみおです。

所有している車の下回り。

どうなっているか、見たことあります?

今回は、所有しているお車が錆で朽ち果てる前に、防錆施工の大切さをお伝えしたいと思います。

雪が降る地域は、下回り防錆を絶対にするべし

寒冷地にお住まいの方々は、よくご存知である塩カル(塩化カルシウム)。又の呼び名を融雪剤。

車のボディーに、明らかに雪ではない白い粉がそうです。

道路に撒くことで路面の凍結を防ぎ、スリップ事故の発生を抑制させる効果があります。

事故の確率を下げ、大変喜ばしいことなのですが、その反面で車の腐食を促進。

その腐食スピードは想像以上に早いです。

新車の軽自動車で走行距離が少なくても、何も処置をしなければ、錆の影響で10年以内には廃車になります。(いや、もっと早いかも…)

今後の自動車製造で、防錆に対して進化が進まなければ、ご自身で予防をしなければなりません。

「新車買って車検向かえる前に、また新車買うんだ」

って方はここから読む必要は無いですが…。

フレームが腐食したら車検が通らない

車のフレームは人間でいうです。

つまりフレームが腐食すると、フレームが車を支えれなくなります。

車検通る通らない以前に、危険。

錆びた箇所を修理する手段もありますが、修理見積もりを目にしたら、しばらく寝込むでしょう。

それ以前に、フレームの腐食修理を請け負ってくれる、自動車整備工場があまりないです。

自動車整備工場も変なリスクを負いたくないですからね…。

一度錆びたら進行するのみ

また錆の厄介な所は、一度錆びると進行が止まらないことです。

錆びた箇所を防錆施工し、進行を遅らせることしか方法がありません。

もちろん錆の侵食が激しいと、防錆施工も手遅れでしょう。

その場合は残念ながら、朽ち果てるのを待つしかありません。

施工は高価。長い目で考えると安価

施工前
施工後

では実際に防錆施工(アンダーコート)はいくらかかるのか…。

整備工場によりますが、軽自動車でも3万前後はします。

「たっけー」

とは思いますが、その後の予測できない修理費に比べたら十分に安い出費です。

長く乗る予定をお考えなら、絶対に防錆施工をした方が良いです。

新車を購入したら絶対に防錆施工

「ついに新車買った!アンダーコート?いらないです」

いや、絶対にして下さい。

お願いです。

ここで大事なのは、腐食が一切ない状態での防錆施工は最強だと言うことです。

先ほども述べてますが、錆びている物に対して防錆施工を施しても、進行を遅らせる事しかできません。

ですが、錆びていない新車での施工は、錆の進行のしようがないです。

必ず新車購入時はアンダーコートを実施しましょう。

防錆施工が出来ない場所もある

アンダーコートを自動車整備工場で実施しても、施工されない部分があります。

アンダーコートは熱をもつ部分と、駆動箇所には施工ができません。

それにはしっかりと理由があります。

熱をもつ部分でいうとマフラーやブレーキ系統で、そこに防錆施工をしてしまうと、熱により異臭が発生。

「あなたの車臭いね」って言われます。

一応マフラーなどに塗る、耐熱用の防錆缶スプレーなどもありますが、効果はアンダーコート並みに持続はしません。

また駆動箇所に防錆施工を施すと、思いもよらない異音や、振動などが発生する恐れがあるので、基本防錆はしてくれません。

あくまでも防錆は身代わり

ここで注意する事は、
防錆施工したからといって、錆に対して永遠に無敵になる訳ではありません。

経年劣化で塗ったアンダーコートは、剥がれていきます。

定期的な再施工、または部分的な再施工が必要になります。

防錆施工してもらう自動車整備工場に、施工後の持続期間や、その保証についても聞いておくのが良いです。

下回りの錆が酷く無ければ、今からでも遅く無い!

自動車整備工場に、下回りの錆の状態を見てもらいましょう!

整備士のアドバイスを良く聞き、錆の状態が酷く無ければ防錆施工をしてもらうべきです。

施工には時間がかかるので、おそらく1泊2日以上は車を預ける事になります。

また車の下回りが汚れていると、しっかりと施工が出来ません。

自動車整備工場で、事前に下回りの洗浄をしてくれるかとは思いますが、施工前にご自身でも高圧洗浄機などで、下回りを洗った方が良いでしょう。

まとめ

キャンプ前での不測な修理費はかなり痛手です。

修理で車を失い、キャンプに行けない事態も…。

最高級ギアである車を長く乗る為に、車のメンテナンスはしっかりと意識しましょう!

どーしても今アンダーコートができない場合は、下回りを高圧洗浄機で洗ってください。

それだけでも錆の促進を抑えれます。