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【レビュー】スノーピーク ゼッカが凄すぎる

2024年4月2日

こんにちは。爪に入った汚れが一度気になったら、取るまで気が済まなくなるはんみおです。

スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドにて、ゼッカを見に行って参りました。

感想は、

只々、凄い。

って事で今回は、スノーピークのツールームシェルター、ゼッカをレビューして参ります。

外観

むちゃくちゃデカくて斬新なデザイン。

普通のシェルターと違い、緩やかに湾曲しています。

出典:スノーピーク

大きく開くフロントパネルにより圧倒的な開放感を実現。左右に広がるパノラマを眺められるとの事。

出典:スノーピーク

スノーピークのツールームシェルター、ランドロックと比べると、255cmも全長が長いです。

出典:スノーピーク
出典:スノーピーク

かなり広い区画のキャンプ場か、フリーサイトでなければ設営は難しいかと。

幕内

もちろん幕内は、インナールームを置いても広すぎるくらいの空間。

天窓もついていて、空からの光を取り入れる事も可能。

日差しがキツければ閉める事も。

天窓部の外側は、メッシュが剥き出しになっている為、雨漏りやメッシュ保護の観点から、シールドルーフは天候問わずに取り付けた方が良いです。

出典:スノーピーク

通気性に関しては、天窓部やベンチレーションを含め、側面はほぼフルメッシュにする事が出来るので、風通しは申し分が無いです。

出典:スノーピーク

その他にも、フロントパネルの隣接を開放する事ができます。

インナールーム

インナールームとグランドシートは、ゼッカ本体付属です。

インナールームの耐水圧は1,800mmミニマム

吊り下げ式なので、簡単にシェルター内に設営する事が可能。

出典:スノーピーク

インナーマットにいたっては、オプションでの購入が必要になりますが、インナーマットだけで寝るとなると腰を壊します。

出典:スノーピーク

なので、寝る場合はエアーマットの使用を推奨。

個人的な意見ですが、インナーマットはお座敷スタイルとして活用した方が良いかと…。

とは言えど、
2022年11月にオプションでゼッカ専用のお座敷、ゼッカリビングシートフロアマットセットが新たに販売がされました。

もちろんゼッカにピッタリサイズ。

出典:スノーピーク

ですが、価格がえげつないです。

インナールームの広さ

大人3人が推奨。

「我が家は6人家族だ!」

って方は、オプションでインナールームを追加購入ができ、ゼッカ左右にインナールームを設置する事が可能です。

しかも、
オプションのインナールームは、グランドシートに加え、渡り廊下が付属。

出典:スノーピーク
出典:スノーピーク

こんなの寝る前に設置してしまっては、子供は興奮して走り回ること間違いないでしょう。

ただ、気になった点が…。

スノーピークの、リビングシェルロングProのインナールームと比較した場合、広さに大差がないのです。

出典:スノーピーク
出典:スノーピーク

ゼッカでも大人2人、子供3人でもいけるのでは…。

私が実際に見てきた感じ、不可能では無さそうでした。

シールドルーフ

実はゼッカ本体幕には、遮光ピグメント加工がなされていません。

その理由をスノーピークに問い合わせたところ、

比較的高価なシェルターとなります為、少しでもお客様の手に取っていただくためにコストダウンをはかりました。シールドルーフを装着していただければ十分に遮光はされます為、天井部分には遮光ピグメント加工を施しておりません。

もちろん、遮光ピグメント加工は施されている方が良い為、フービやほかの多くのシェルターには施されております。

スノーピークお問い合わせフォームより

との事。

毎度、マニアックな質問に丁寧にご回答して頂き、ありがとうございます。

で、そのシールドルーフはゼッカに付属。

ゼッカ本体幕の耐水圧は1,800mmミニマムですが、シールドルーフは3,000mmミニマム

もちろん、遮光ピグメントによりシェルター内の温度上昇を抑えます。

出典:スノーピーク

ゼッカのシールドルーフはかなり大きい為、取り付けの際は2人で行った方が楽でしょう。

強度

フレームは7本で構成されており、Φ16mm、Φ17.5mm、Φ19mmとそれぞれでフレームの太さが違います。

しかもこのゼッカ、

セーフティベルトという機能が…。

出典:スノーピーク取扱説明書

シェルター内に、ベルトをクロス状に2本張る事により、強風時に側面からの風に対して安定性を保つものです。

さらに、210cmポールとロープを使用しての、追加補助対策も可能。

ただこれ、
取扱説明書の図を見ると、どう考えても居住空間の邪魔に…。

しかも、ポールにいたっては別途購入が必要。

居住空間のストレスになるので、強風以外の時はセーフティベルトや、追加補助対策を行わない方が良いでしょう。

設営

設営に関しては2人以上が推奨。

スノーピークのランドロックの重さが22kgなのに対し、ゼッカは30kg…。

持ち運びがしんどい上に、無理して 1人で設営を試みると、重さでフレームが曲がる可能性もあります。

1人で設営をするとなると、そこそこの経験と慣れが必要になるでしょう。

リビングシェルロングProと比較

ゼッカの金額は、30万越え。

目ん玉が飛び出る金額です。

対して、リビングシェルロングProの金額は20万越え。

一見リビングシェルロングProの方が安く感じますが、(安くは無いけど)実はそんな大きな金額差ではないのです。

何故なら、
リビングシェルロングProには、インナールームとグランドシート、シールドルーフが付属でついておらず、全て別途オプション購入になります。

結局、このオプションを揃えて購入となると、ゼッカとの金額差は約3万に。

あとは、この金額差をどう見るかです…。

まとめ

画期的なデザインで、超大型のツールームシェルター。

スカートもが付いて、メッシュも多く通気性に関しても抜群なので、季節問わずに活躍するシェルターです。

初期投資は高額ですが、ファミリーキャンプには間違いなく快適で、贅沢な時間を過ごせるでしょう。