【レビュー】ランドネストシェルター解説|スノーピーク最強コスパの2ルーム誕生
こんにちは。幼少期、テーブルの角をガジガジ噛んでいた事を覚えているはんみおです。

今回紹介するのは、スノーピークから登場したコスパ最強のツールームシェルター。
その名も「ランドネストシェルター」。
スノーピークのテントにしては珍しく10万円以下という価格設定で、設営も簡単、4人家族にもピッタリの快適空間が手に入ります。
これからファミリーキャンプを始める初心者さんにも、心からおすすめできるモデルです。
というわけで今回は、ランドネストシェルターの特徴・使い心地・オプション品・冬対応力までレビューしていきます。
ランドネストシェルターとは
2023年にテントとして登場したランドネストドームが、2025年にはシェルター仕様として新たに爆誕。
スノーピークらしい高品質ながらも、価格はかなり控えめ。
特にこれからファミリーキャンプを始めたい方に、安心して使ってもらえる作りになっています。
以下で詳しく説明して参ります。
ランドネストシェルターの快適さ

4人家族には文句なしの快適空間。
しかもこの広さ、
実はスノーピークの代表的ツールーム「ランドロック」と比べても全然引けを取りません。


天井の低い部分でも180cmあるので、圧迫感もありません。
タープを張らずとも、これだけ広ければリビングとして十分活用可能。

また、天井にはいくつかLEDを掛けれるポイントがあるので、幕内が暗くなる問題もありません。
吊り下げ式のインナールーム

インナーは大人3人、または大人2人+子ども2人でちょうどよいサイズ感。
こちらも高さは180cmあるため、立ったまま着替えも余裕。
メッシュは前後2面に配置され、風通しも確保。

何気に便利なポケットが、入り口の左右に完備。

もちろん、LEDもいいポイントに掛けれます。
設営

結論、設営はめちゃくちゃ簡単。
ランドネストドームやリビングシェルを設営したことがある方なら「あー、これね」とすぐ理解できる構造です。
クロスフレームのように力任せに立ち上げる必要がないため、女性でもスムーズに設営可能。
慣れれば30分以内で完成できます。
スペック詳細
ランドネストシェルターは「エントリーライン」ですが、実際のスペックはかなりの高水準。
「エントリーライン?」って方は以下の記事をご参考にしてください。
遮光性

遮光ピグメント施工により、真夏のえげつない日差しを抑えます。
この施工がされているか、されていないかで幕内の快適さは格段に変わるでしょう。
耐水圧
1,800mmミニマム。
無論、十分な撥水能力です。
通気性

メッシュパネルが前後左右に1箇所。
全部で4面のメッシュが完備。

ベンチレーションも、サイドパネル入り口上に2箇所あります。
通気性も申し分がありません。
耐久性

ランドネストドームに比べ、フレームも太くなり安心感が違います。
また、幕体は75Dポリエステルタフタと丈夫で軽い素材です。
「75D?ポリエステルタフタ?意味わかりません」
って方は、以下の記事をご参考にしてください。

もちろん、
過酷な環境を耐え抜く、スノーピークのシェルター、リビングシェルやリビングシェルロングPro.、ランドロックなどに比べて耐久性は劣りますが、正しいペグダウンさえしていれば、ちょっとやそっとの悪天候に負ける事は無いでしょう。
付属品と重量

インナールーム、フライシート、リッジポール(×1)、Aフレーム(×2)、Cフレーム(×2)、ジェラルミンペグ(21cm×18)、自在付ロープ(3.5m×4、2.5m×8)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
これで重さは16.5kg。
あとはペグハンマーがあれば即キャンプOK。
一応、おすすめのペグハンマーはこちら↓
ただ、注意点があります。
付属のジェラルミンペグは超軟弱です。
18本鍛造ペグに買い替えましょう。
出来れば、ロープ部のペグは30cm×8の鍛造ペグにした方が無難。
それ以外は、20cmで良いでしょう。(別に30cmでもいいけど)
オプション品で快適さUP
オプション品を揃えることにより、さらにキャンプが快適になります。
まあ、
オプション品は安くは無いので、代用出来るものは買う必要は無いかと…。
ルーフシート
幕本体にはシールド加工がすでになされていますが、ルーフシートを追加装備する事により、さらに遮光性が増します。
また、冬キャンプなどで天井に結露が発生しにくいのもメリット。
雨の落ちる音も軽減さてくれます。(若干だけど…)
マットシートセット
インナーの下に敷くグランドシート、中に敷くインナーマット。
グランドシートはブルーシートで代用可。
インナーマットは便利だけど、これだけで寝ると腰を壊します。
エアーマット推奨。
インナーマットの存在意義については、以下の記事で紹介しています。
アップライトポールセット

ランドネストシェルターのフロントパネルを立ち上げる、190cmのポールセット。
ただこれも、ウイングポールでいくらでも代用ができる製品。
のちにタープなどを買い揃えたあなたは、必要なくなる可能性があります。
冬キャンプ対応力
冬キャンプに挑戦したい方でも、十分に活躍できるランドネストシェルター。
全面スカート付きで、換気用のベンチレーションも完備。
石油ストーブを2台置けるスペースも確保できるので、寒さ対策をしっかりと行えば問題なく冬キャンプを楽しめるでしょう。
ですが、
そもそもファミリーで冬キャンプに挑むのは過酷です。
一応ご参考に↓
まとめ

- 設営が簡単
- 十分過ぎるスペック
- ファミリーに最適な空間
- 春夏秋冬使える
- とにかく価格が良心的
この内容で10万円以下は、スノーピークにしては破格です。
「スノーピークのツールームシェルターが気になる!」
って方には、是非オススメできる製品です。
「いや!ランドロックを買う!」って猛者はこちら↓
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