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SHIMANO(シマノ)のクーラーボックス。開閉がしやすい上に驚きの保冷力。

2024年10月22日

こんにちは。体が最高に硬いはんみおです。

我が家で使用しているColemanのホイールクーラーと、FIELDOORのノーザンクーラーボックス。

時期やシーンによって使い分けていましたが、

「保冷力が良くて蓋の開閉が楽で、お洒落でお値段そこそこのクーラーボックスがやっぱり欲しい!」

という、わがままな問題が発生。

そのわがまま、
SHIMANOのヴァシランドが解決いたしました。

進化したVACILAND(ヴァシランド)

日本の釣具メーカーであるSHIMANO(シマノ)。

釣り場という厳しい環境で開発されたクーラーボックスを、アウトドアでも活躍できる様に改良し製品化されたのが、アイスボックス。

さらに改良を重ねて誕生したのが、このヴァシランドのクーラーボックスです。

もちろん日本製であり、保冷力や使い勝手に申し分はありません。

以下で詳しく紹介して参ります。

収納にストレス無し

32ℓ、40ℓのサイズ展開。

40ℓなら2リットルのペットボトルが縦に入る設計です。

ファミリーキャンパーは40ℓの大きさが適しているでしょう。

また、一般的な保冷剤(900gサイズ)がジャストフィット。

よって、底面に無駄な隙間が生じません。

ただ、
保冷剤の上に2リットルのペットボトルを置いた場合、蓋が閉まらなくなります。

収納方法には工夫が必要です。

ちなみに、今回使用しているのはロゴスの保冷剤の900gサイズ。

余談にはなりますが、
隣接した食品が凍るほどの保冷力です。

ただ、使用する3日前には冷凍庫に入れる必要があります。

倍速タイプの保冷剤もあるので、ご参考に。

水抜き穴にひと工夫

底に水が残りづらい設計。

しかもこれ、普通の水抜き口とは違います。

90°ひねれば、こんな感じに水が抜けます。

つまり、手が濡れません。

小さなストレスが回避出来ます。

感動的な蓋の開けやすさ

力は全く必要としません。

片手で引っ張るだけで、簡単に開けれます。

内部構造はというと、
テコの原理により、力をかけなくてもスムーズに開閉が出来るシステム。

なので、子供でも開閉可能です。

また、
両側から開けれる上に、蓋の脱着も可能。

「なんか意味あるの?」

ってなりますが、コレが大アリ。

いちいち、蓋が開く方に回り込む必要がありません。

例えばそれは車内で、
セカンドシート前にクーラーボックスを置いた場合、運転席と助手席に座っている人もクーラーボックスを簡単に開けられます。

さらに、荷物に囲まれている環境下でクーラーボックスを開けたい場合も、容易に蓋の開閉が可能。

使ったら分かる、かなり便利な仕様です。

圧倒的な保冷力

ハードクーラーボックスは蓋の密閉力が肝心。

ですが、SHIMANO(シマノ)のクーラーボックスは、蓋の開閉が軽いくせに保冷力は抜群です。

蓋と本体の密閉性を高めるためパッキンの潰し量を増やし、さらに開閉に負荷がかかることを想定してレバーは増強されています。

これにより、蓋と本体隙間からの冷気の逃げを大幅に抑えます。

また、脚は地面との隙間をつくり、地熱を伝わりにくい設計です。

さらに、
ヴァシランドには、保冷力の違う4種類が展開。

RO
6面全て真空パネル仕様。保冷力は13日間(40ℓ)

EL
底面、側面が3面真空パネル仕様。保冷力は9.5日間(40ℓ)

ST
全面に発泡ウレタン断熱材を採用。保冷力は6日間(40ℓ)

VL
全面に発泡ポリスチレン断熱材を採用。保冷力は5日間(40ℓ)

※32ℓ、40ℓのサイズ展開になります。

重さに関しては、
容量が大きく、性能が高いほど重くはなります。

まあ、食品を入れる物なので結局は重くはなるでしょう。

気にする必要は無いかと…。

選べないカラーバリエーション

出典:SHIMANO

「PROでモカ色が欲しい」

となっても、残念ながらアンヴィルグレーの一択。

その他グレードも、色の変更が不可能です。

ですが、4色どれも非常にオシャレな色合い。

どんなスタイルにでも合う色なので、キャンプスタイルでクーラーボックスだけ浮くことは無いかと…。

部品の単品交換可能

「ゴムのパッキンが切れた!」

じゃあ、クーラーボックス買い替えです。

とはならないので、ご安心を。

本体が損傷しない限り、消耗品や部品は単体での交換が可能。

壊れたり劣化した部品にいたっては、SHIMANOの公式サイトにて問い合わせをしましょう。

キャンプで保冷力検証

圧倒的な保冷力ではありますが、実際にキャンプで使用してみると保冷力がそこまで持つかは怪しいところ…。

何故なら外気温、蓋の開閉回数、保冷剤の量や食材の量で大きく左右されるからです。

って事で、ヴァシランドのSTにて保冷力を検証してみました。

クーラーボックス内は、ロゴスの保冷剤を3つ入れて、食材や飲み物でパンパンな状況。

3時間後の温度は氷点下。

これは、ロゴスの保冷剤が凄すぎるだけです。

9時間後。

就寝時間の為、クーラーボックスは開閉していません。

よって、ほぼ温度上昇は無し。

21時間後は3.9℃。

何度かクーラーボックスを開け閉めしたり、食材が減った結果、徐々に温度が上がったのでしょう。

25時間後。

夜食の宴会でクーラーボックスの開閉の回数が増加。

それに加えて、クーラーボックスの空き容量が大きくなり、一気に温度が上がりました。

33時間後。

就寝時間を挟んでいる為、クーラーボックスを開ける事はありません。

よって、さほど温度は上昇しませんでした。(とは言え、幕内も16℃ですが…)

結論、クーラーボックスの保冷力がどんなに良くても、開閉回数と中の容量によって大きく左右はされます。

2泊3日のキャンプとなれば、氷の追加はやむを得ないです。

ちなみに、今回検証に使用した温度計はスイッチボットの温湿度計です。

キャンプで活躍します。

まとめ

むっちゃ使いやすい上に、妥協しない保冷力。

よって我が家、クーラーボックスはSHIMANO一択となりました。

次は、大真面目にPROの購入検討中。

クーラーボックス2台体制でキャンプをしようと考えております。

2泊3日であれば、ファミリーキャンパーは2台持ちが便利なのでね。