TOMOUNT(トモウント)のベルテントをレビュー。
こんにちは。ラーメンは太麺派のはんみおです。
冬キャンプ専用のテントを購入しました。
TOMOUNTのベルテント。
今までスノーピークの幕しか買ってこなかった私からすれば、まあまあな冒険です。
まあ、かなり安価だったんで…。
って事で今回は、
TOMOUNT(トモウント)のベルテントについてレビューして参ります。
※本記事は4mサイズを中心に紹介しています。
TOMOUNTとは…
中国のアウトドアメーカー。
ホームページを確認したところ、まあまあなアウトドア用品が販売されていました。
「あれ?これなんか、他メーカーと同じ見た目じゃね?」
ってなりますが、わたしには一切関係の無いこと。
今回購入したベルテントもどこか、ノルディスクです。
スペック
正直、あまり詳しくは記載されていませんでした。
コットン35%、ポリエステル65%素材。
コットン生地なので、火の粉に強い上に結露がしにくいです。
重さ
25kgと重たいのですが、それ以上の問題が…。
テントケースが、かなり持ちづらい。
ただでさえ重いのに、取手部分が長すぎるんです。
持ち運びは、結構なストレス。
耐水圧
ルーフとウォール部の耐水圧は不明。
ただ、
結露の激しい冬キャンプでも、中に染み込むことはありませんでした。
ボトム部は驚異の20,000mm。
防水PUコーティングを施した、PVCを使用した特別厚手のフロアマットです。
確かに、
ボトム部の裏側を触った感じ、かなり頑丈な作りでした。
強度
コレがわからない。
まあ、
ポールの太さから考えて、そんなに弱い作りでは無いでしょう。
ちなみに、ポールが壊れたら終了です。
ご自身でポールの代わりとなる物を探す必要があります。
でなければ、ゴミと化すでしょう。
まあ、もともと安いから…。
付属品
本体幕、ポール、ペグ、リペアキットが付属。
結構丈夫そうなペグですが、クソ重いです。
ペグケースを別で持っている方は、わざわざ持って行く必要は無いかと…。
約15cm四方の2種類のリペアキット。
やらかした際に、自身で直しましょう。
設営の仕方
慣れたら40分くらいで設営が終わります。
ペグを24本打ち込む必要があるので、なかなかシンドイかと…。
グランドシートを広げる
ボトム部の保護の為にも、まずグランドシートを広げます。
いや、
正確には、ご自身で準備したブルーシートを広げてください。
TOMOUNTのオプションにも、グランドシートはありません。
幕を広げる
この際、2人がかりで作業した方が無難です。
自身で敷いたブルーシートがずれて、ストレスに繋がります。
もしくは、グランドシートをペグで仮止めしておきましょう。
幕を広げたら、軽く引っ張りながらボトム部を12箇所ペグダウンしていきます。
立ち上げ
立ち上げる前に、天井先端部のベンチレーション4箇所を開放。
立ち上げてからの、ベンチレーション開放は苦行です。
そして、上下に吸盤のようなものがついた、メインポールを使用。
テント内に入り、ポールの側面にフックがついてる方を上にして立ち上げます。
上は天井先端部に、下は四角いマークがあるのでそこにメインポールを合わせます。
フレーム取り付け
このフレームを使って入り口を立ち上げます。
フレームを組み立て、V字を作ります。
V字の先端を、入り口天井の穴に差す。
V字の脚は幕内端に。これを左右。
これで、ここまで立ち上がります。
鬼のペグダウン
ボトム部を固定したペグに、ゴムループを12箇所かけます。
次に、
洒落た自在金具のついたロープを、本体幕に結びます。
そして、12箇所ペグダウンで完了。
ロープは無駄に長いので、状況に応じて短く結んだ方が良いです。
ちなみに、
入り口正面のロープは、入り口に対して真っ直ぐペグダウンします。
結果、出入りの際にロープが少し邪魔です。
まあ、しょうがない…。
幕内の広さ
ベルテントは、3m、4m、5mのサイズ展開。
今回わたしが購入したのは4mサイズ。
4人家族なら、ちょうど良い空間。
ただ、
寝る時にだけ、寝具を広げる方法をとらないと、幕内が圧迫されます。
広々と使用するなら、5mを選定した方が良いでしょう。
通気性良し
4箇所に半月型のメッシュが完備。
ただ、
メッシュをさらに開けて、出入りする事はできません。
入り口もメッシュにする事が可能。
ですが、ここにストレスポイントがあります。
入り口を巻き上げた際に、巻き上げた幕を固定するのが難しい件。
まあ、我が家は冬にしか使わない幕なので、巻き上げる事はありませんが…。
ベンチレーションも天井に4箇所完備。
前述したとおり、
設営前に開いて置かないと、後になっての解放は難しいです。
しかも、このベンチレーションは三角形に固定する事が不可能。
つまり、
自身の手で、広げる形にクセをつけなければいけません。
冬キャンプは快適
陽の光を多く幕内に取り入れる為、非常に幕内は明るくて暖かいです。
陽が沈むのが早い冬キャンプには、かなり最適でしょう。
また、薪ストーブをインストール出来るっぽい穴もあります。
完全に冬用です。
ちなみに、
薪ストーブは使用していませんが、石油ストーブ2台で、外気温−20℃から幕内25℃以上に持っていく事が出来ました。
ですが、
冬を過ごすには、いろいろと工夫は必要。
靴置き場
ボトム付きの幕なので、必然的にお座敷スタイルになります。
つまり、
雪だらけになった靴を、幕内に入れる必要があります。
よって、靴置き場は必須。
ブルーシートなどを置いて、玄関を作りましょう。
ハンガーラック
地味にあったら便利なやつ。
特に子連れキャンパーは、スノーコンビをかけるのに非常に楽です。
我が家で使用しているのは、スノーピークのステンレスキッチンテーブル。
ただ、ある程度サイズ感がある為、4mのベルテントだと幕内が圧迫されます。
広く使いたいなら、5mのベルテントの一択です。
吊り下げ式ファン
絶対に必要。
もし無いなら、このテントでの冬キャンプは一度諦めた方が良いでしょう。
それくらい重要。
ファンを吊り下げる際は、ランタンハンガーなどでメインポールから距離を取りましょう。
距離が近いと、プロペラがメインポールにぶつかる可能性があります。
まとめ
TOMOUNTのベルテント。
冬にだけに使用するなら、この格安テントで十分です。
「春夏秋冬、常に使用したい!」
ってなるなら、素直にノルディスクを選定した方が良いでしょう。
そっちの方が、長い目で考えたら確実に後悔は無いですからね。
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