北海道冬キャンプのメリット、デメリット。
こんにちは。冬キャンプは好きだけど、撤収の事を考えると億劫になるはんみおです。
「今年こそは、家族で極寒のキャンプに挑むぞ!」
っと、お考えの方もいるかと。
-20℃でファミリーキャンプを何度か挑んだ私ですが。
結論、楽しいけど結構しんどいです。
って事で今回は、冬キャンプの飴と鞭についてレビューして参ります。
冬キャンプのメリット
鍋が最強
冬キャンプの主役は、完全に食です。
幕内で鍋をやれば、幕内が暖かくなる上に、とにかく鍋が美味い。
「いや、現地で野菜と肉を切るのが面倒くさいです」
って方は、あらかじめ鍋に切った野菜や肉を準備しておくと非常に楽です。
冬キャンプは是非、鍋を。
保冷力の低いクーラーボックスでも大丈夫
クーラーボックスの保冷力を一切気にする必要がありません。
何故なら、外気温が低いから。
なので、
クーラーボックスより外の方が、食材や飲み物が良く冷えます。
ただ、食材や飲み物が凍結する可能性があるので、クーラーボックス内は凍らせたくない物を入れた方が良いでしょう。
まあ、保冷力がイマイチだと、クーラーボックス内も凍る可能性もありますが…。
虫がいない
虫が苦手な方にとっては最高の季節。
怯える必要が全くないので、存分に外遊びを楽しめます。
普段はしない雪遊び
普段だったら絶対にしない、冬の外遊び。
大人も童心に帰り、存分に遊びまくりましょう。
冬キャンプのデメリット
積載圧迫
冬キャンプとなると、荷物量がえげつないです。
暖かい時期でのキャンプで、既に車の積載がギリギリな場合は、荷物と車の見直しが発生します。
ちなみに、4人家族の我が家はトヨタのワンボックス、エスクァイアで冬の積載はギリギリです。
ルーフキャリアでも取り付ければ、多少余裕は生まれますが、正直そこまでやる元気は無いわたし…。
ちなみに、
軽自動車にはルーフキャリアを取り付けましたが、冬以外であれば、4人家族でのキャンプは可能です。
寒すぎるが為に暇になる
私の住む北海道の十勝地区は、−20℃以下になるのはよくある事。
特に1月と2月は冷え込みがかなり厳しく、夕方には外にいられません。
なので、ストーブのあるシェルター内に過ごす時間が長くなるのは勿論のこと。
つまり、ファミリーキャンプだと、子どもが暇を持て余す可能性が高いです。
冬キャンプは、子どもが室内でも充分に満足できる環境を作らなければ、”キャンプはつまらない”という印象を与えます。
子連れの冬キャンプは、室内で何をするかまでの備えが必要です。
我が家は、DVDを見せたりゲームをやらせたりと、ガッチリと文明に頼っています。
雪が降ってるときは寝てられない
寝てる間に雪が積もると、テントが倒壊します。
想像するだけでも恐ろしいです。
しかも雪は雨と違って、テントに落ちても音がしません。
幕内にいると降り出したことに気づけないので、天気予報は要チェックです。
テント倒壊の解決策は、
- 夜中に何度か起きて雪を下ろす
- 雪が降るならキャンプを諦める
しかないです。
設営・撤収が億劫
雪が積もっていた場合、除雪からのスタートになります。
これを怠ると、設営時にペグが刺さらない上に、幕内も地面が凸凹でかなり過ごしづらいです。
また、
地面が凍結していると、地面が固くペグ打ちが大変です。
撤収時には、ペグが凍結して抜けない事が普通に起こり得ます。
強靭な鍛造ペグを準備をするのは勿論のこと、撤収時にペグの凍結にも対応出来るよう、お湯は沸かせるようにしておきましょう。
トイレと洗い物が億劫
夜中に尿意で目が覚めると、葛藤が始まります。
マジで寒くて外に出たく無いので、寝る前に飲み過ぎないよう注意しましょう。
洗い物も、まあまあしんどいので、なるべく食器を汚さない方が楽です。
ちなみに、こんな便利な物も。
汚れた食器にシュッと吹きかけて拭くだけ。
綺麗になります。
絶対に幕は乾かない
幕内をガンガンに暖めた分、結露でテントはびしょびしょになります。
換気して結露を乾かそうとしても、マイナスの外気が濡れた幕を凍らせるでしょう。
よって、
現地での乾燥は、まずもって不可能と考えた方が良いです。
昼間でもマイナス気温が続くなら、無論いつまでも乾かないので、自宅内で乾燥させる事は覚悟の上です。
また、乾燥サービスに出すにも一つの手です。
2~3日も濡れた幕を放置するくらいなら、確実にプロに頼った方が良いでしょう。
まとめ
デメリットの多い冬キャンプですが、この季節特有の楽しさがあります。
今年こそは、是非挑戦してみては?
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