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北海道冬キャンプのメリット、デメリット。

2024年3月26日

こんにちは。冬キャンプは好きだけど、撤収の事を考えると億劫になるはんみおです。

「今年こそは、家族で極寒のキャンプに挑むぞ!」

っと、お考えの方もいるかと。

-20℃でファミリーキャンプを何度か挑んだ私ですが。

結論、楽しいけど結構しんどいです。

って事で今回は、冬キャンプの飴と鞭についてレビューして参ります。

冬キャンプのメリット

鍋が最強

冬キャンプの主役は、完全にです。

幕内で鍋をやれば、幕内が暖かくなる上に、とにかく鍋が美味い。

「いや、現地で野菜と肉を切るのが面倒くさいです」

って方は、あらかじめ鍋に切った野菜や肉を準備しておくと非常に楽です。

冬キャンプは是非、を。

保冷力の低いクーラーボックスでも大丈夫

クーラーボックスの保冷力を一切気にする必要がありません。

何故なら、外気温が低いから。

なので、
クーラーボックスより外の方が、食材や飲み物が良く冷えます。

ただ、食材や飲み物が凍結する可能性があるので、クーラーボックス内は凍らせたくない物を入れた方が良いでしょう。

まあ、保冷力がイマイチだと、クーラーボックス内も凍る可能性もありますが…。

虫がいない

虫が苦手な方にとっては最高の季節。

怯える必要が全くないので、存分に外遊びを楽しめます。

普段はしない雪遊び

普段だったら絶対にしない、冬の外遊び。

大人も童心に帰り、存分に遊びまくりましょう。

冬キャンプのデメリット

積載圧迫

冬キャンプとなると、荷物量がえげつないです。

暖かい時期でのキャンプで、既に車の積載がギリギリな場合は、荷物と車の見直しが発生します。

ちなみに、4人家族の我が家はトヨタのワンボックス、エスクァイアで冬の積載はギリギリです。

ルーフキャリアでも取り付ければ、多少余裕は生まれますが、正直そこまでやる元気は無いわたし…。

ちなみに、
軽自動車にはルーフキャリアを取り付けましたが、冬以外であれば、4人家族でのキャンプは可能です。

寒すぎるが為に暇になる

私の住む北海道の十勝地区は、−20℃以下になるのはよくある事。

特に1月と2月は冷え込みがかなり厳しく、夕方には外にいられません。

なので、ストーブのあるシェルター内に過ごす時間が長くなるのは勿論のこと。

つまり、ファミリーキャンプだと、子どもが暇を持て余す可能性が高いです。

冬キャンプは、子どもが室内でも充分に満足できる環境を作らなければ、”キャンプはつまらない”という印象を与えます。

子連れの冬キャンプは、室内で何をするかまでの備えが必要です。

我が家は、DVDを見せたりゲームをやらせたりと、ガッチリと文明に頼っています。

雪が降ってるときは寝てられない

寝てる間に雪が積もると、テントが倒壊します。

想像するだけでも恐ろしいです。

しかも雪は雨と違って、テントに落ちても音がしません。

幕内にいると降り出したことに気づけないので、天気予報は要チェックです。

テント倒壊の解決策は、

  • 夜中に何度か起きて雪を下ろす
  • 雪が降るならキャンプを諦める

しかないです。

設営・撤収が億劫

雪が積もっていた場合、除雪からのスタートになります。

これを怠ると、設営時にペグが刺さらない上に、幕内も地面が凸凹でかなり過ごしづらいです。

また、
地面が凍結していると、地面が固くペグ打ちが大変です。

撤収時には、ペグが凍結して抜けない事が普通に起こり得ます。

強靭な鍛造ペグを準備をするのは勿論のこと、撤収時にペグの凍結にも対応出来るよう、お湯は沸かせるようにしておきましょう。

トイレと洗い物が億劫

夜中に尿意で目が覚めると、葛藤が始まります。

マジで寒くて外に出たく無いので、寝る前に飲み過ぎないよう注意しましょう。

洗い物も、まあまあしんどいので、なるべく食器を汚さない方が楽です。

ちなみに、こんな便利な物も。

汚れた食器にシュッと吹きかけて拭くだけ。

綺麗になります。

絶対に幕は乾かない

幕内をガンガンに暖めた分、結露でテントはびしょびしょになります。

換気して結露を乾かそうとしても、マイナスの外気が濡れた幕を凍らせるでしょう。

よって、
現地での乾燥は、まずもって不可能と考えた方が良いです。

昼間でもマイナス気温が続くなら、無論いつまでも乾かないので、自宅内で乾燥させる事は覚悟の上です

また、乾燥サービスに出すにも一つの手です。

2~3日も濡れた幕を放置するくらいなら、確実にプロに頼った方が良いでしょう。

まとめ

デメリットの多い冬キャンプですが、この季節特有の楽しさがあります。

今年こそは、是非挑戦してみては?