スノーピーク メッシュシェルターで北海道冬キャンプ
こんにちは。相対性理論についてもっと早く知っていれば、違う人生を歩んでいたかもしれない、はんみおです。
今回のキャンプは嫁さんと2人。
私の両親が「孫はこっちで面倒見るから、たまには2人で楽しんできなさい」との事。
ありがたいお言葉です。(そもそも子どもを連れて行けるほどの、冬キャンプ装備を持っていないはんみお)
って事で今回は、北海道で初の冬キャンプをレビューさせて頂きます。
どうしても冬キャンプをしてみたい
リスクばかり考えてしまう冬キャンプ。
やらないで後悔するより、やって後悔した方が良い。
そこで起きた失敗は次に生かせば良いだけ。
冬キャンプはどんなものなのか身をもって体験するため、嫁さんを巻き添えにスノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールドへ。
電源サイトを選ばなかった強気のキャンプです。
冬装備が積載を圧迫
灯油ストーブがでかい。今回2人キャンプだから良かったものの、子どもを連れて4人キャンプだったら積載が大変でした。
石油ストーブを積む際に、初めからストーブ内に灯油を入れてしまうと、車体の揺れでこぼれるリスクがあります。
現地に着くまでは灯油缶に入れて持ち運ぶのが無難です。
車内で灯油が漏れると、本当に悲惨な結果を生みます。
父から借りた寝袋。
座席足元に置いた、旧型のColemanのスリーピングバッグ。でかい…。
快適温度が何℃なのか調べたが、結局わからなく不明なのが怖い点。
なので最悪のケースを想定し、寝袋をもうひとつ準備。
寒ければ、寝袋の中に寝袋を入れる方法を取ります。
車用のスノーブラシ。
冬キャンプをしたことはありませんが、これが必需品なのはすぐに分かりました。
車の雪を下ろすだけではなく、幕に積もった雪を下ろすためにも使えます。
もちろん雪かき用のスコップも必須です。
メッシュシェルターにインナーテント
カンガルー式にしました。
インナーテントは父から借りた、Moon Lence(ムーンレンス)。
私の父が言うには「絶対に冬キャンプはカンガルー式にした方が暖かい」との事。
完全に2人用のテントですが、DODのソトネノキワミMがシンデレラフィット。
ですがインナーテントを置いた事により、メッシュシェルター内の居住スペースが1/3取られました。
テーブルなどを設置したら、完全に2人が限界です。
冬は安定のガソリンランタン
ガスランタンに比べて安定の燃焼と、安定の明るさを維持できるガソリンランタン。
ただ、ガソリンランタンにお世話になるほど、寒くて外にはいられません。
幕外のランタンは、完全に幕の入り口用の明かりになります。
幕の中は天井にLEDを2つ設置。
やはり明かりが2つ無いと、メッシュシェルター内は暗いです。
下記の記事に詳しくレビューしてます。
幕内は温かいサンダルが便利で快適
夫婦お揃いで購入したColumbiaの冬用サンダル。
このサンダルが幕内でかなり楽。又温かいです。
普段用にも使用してますが、完全に冬キャンプでの1軍入りを果たしました。
足の冷えは本当につらいので、足の冷え対策はしっかり備えたほうが良いです。
冬でもハードクーラーボックスは必要
外気温が低く食べ物が腐る心配は無いのですが、凍ってほしくない食材が凍ってしまいます。
冬場のクーラーボックスの役割は、冷やし過ぎないためのクーラーボックスとして使用しましょう。
夏場に比べて、クーラーボックスに入れないといけない物は少ないので、割と小さめのクーラーボックスでも問題ないかと思います。
ストーブが最高
石油ストーブを使用。むちゃくちゃ暖かくてすごい快適です。
むしろストーブ無しの冬キャンプは考えられないです。
幕内の天井と地面の温度差はかなり大きいので、この温度差を軽減するにはサーキュレーターの設置をお勧めします。
今回使用した石油ストーブはトヨトミ製。
4時間ほど火力MAXで焚いていましたが、燃料が減ったのは半分ちょっとでした。
他の石油ストーブと比較して使用したことが無いので、これが燃費がいいのか悪いのかは私にはわかりません。
一酸化炭素対策が難しい
一酸化炭素チェッカーは、座った時の顔の高さに設置。
石油ストーブを使用したら、換気は必須です。
ベンチレーションを2ヵ所開放していましたが、それでも一酸化炭素中毒が心配。
なのでメッシュシェルターの天井部のメッシュ2ヵ所を半分開放しました。が…。
暖かい空気がガンガン外に逃げる為、全然幕内が温まらない問題。
やむを得ず、ベンチレーション2ヵ所のみの換気に変更。
その後幕内は約16℃まで上昇し(温度計は座った時の顔の高さ)、一酸化炭素チェッカーも警報が鳴らないで済みました。
この換気と暖気の兼ね合いが、石油ストーブの難しいところ…。
一歩間違うと本当に死亡事故になりかねないです。
一番心配な就寝時間
石油ストーブを切り寝床に着きます。もちろんベンチレーションも閉じます。
服装は上半身ヒートテックにトレーナー。下半身はヒートテックにスウェット。靴下2重です。
就寝時の装備は、メッシュシェルター内に Moon Lence(ムーンレンス)の2人用のテントを設置。
ソトネノキワミMを置き、快適温度不明のColemanの旧型スリーピングバッグ のみです。
他の寝袋はそれでも寒い場合に使用します。
一応この装備で凍えることなく眠れました。
ただ今回の外気温は、マイナス4℃くらいにしかならなかった為、無事に寝れたと言っても過言では無いです。
恐らくマイナス10℃を下回ってたら、やばかったでしょう。
また、カンガルー式の暖の取り方は、確かに効果絶大でした。
起床時メッシュシェルター内はマイナス3℃でしたが、 ムーンレンスのテント内は体感でプラスの温度でした。
その証拠にインナーテントは結露でびしょびしょです。
メッシュシェルター内は結露でびしょびしょ
メッシュシェルターにはルーフシートがありますが、今回の冬キャンプでは装着しませんでした。
よって、
天井部はびしょびしょです。
まあ、天井をルーフシートで守ったところで、側面もびしょびしょにはなりますが…。
幕を結局干すことには変わりは無いです。
むしろルーフシートを張ったら、後になって干すものが余計に1つ増えてしまいます。
もちろん現地で完全乾燥は不可能なので、自宅でこんな結果になってしまいました。
帰宅後の乾燥作業が億劫になるなら、素直に乾燥サービスに出すのも手でしょう。
あと、
撤収時にびしょびしょの幕を持ち運ぶのに、ドライバッグが大変便利です。
これは買った方が良い。
まとめ
結局は楽しかったかどうかが重要です。お答えします。
すごい楽しかったです。
冬キャンプは幕内での飲み食いが最高です。
次はぜひ子どもも連れて行きたい。
今後の我が家の課題は、冬でも家族4人が使用できる大きい幕を購入する事です。
次の冬キャンプに向けて、新しい幕の購入を嫁さんにプレゼンして参ります。
買った↓
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