シュラフの下限温度の状態を体感。
こんにちは。高校生の時「ハンバーガー10個」と、平気で注文が出来たはんみおです。
シュラフを選ぶ際に気になるのが、快適温度と下限温度。
快適温度は、一般的にシュラフ内で体温を保つのに最適な温度帯ですが、気になるのは下限温度。
そもそも下限温度とは、
“平均的な体型の成人男性が寝袋内で身を丸めて8時間程度の睡眠を得ることができる限界の温度“のこと。
ですがこれ、文字だけでは体感が伝わりません。
「下限温度の範囲内なら大丈夫でしょ?」
と思っているあなたの為に、実際にわたしが体感してみました。
検証の為に作った環境
コットは、スノーピークのハイテンションを使用。
主役となるシュラフは、スノーピークのSSシングルです。
下限温度は5℃。
テントは、スノーピークのベストセラー製品であるアメニティドームMを使用しました。
寒気を遮断するスカートはついていませんので、もろに外気の影響を受けます。
温度計を外と幕内、シュラフ内にそれぞれ設置しました。
温度計にいたっては、スイッチボットの温湿度計です。
3つの温度をスマホで容易に確認ができます。
この状態で、
下はスウェット、上はTシャツのみと、強気なスタイルで就寝します。
検証開始
10時に就寝。
インナールーム内は7℃ですが、シュラフ内は24℃!
温かい!
これは、イケるわ!
と思いきや…。
寒くて起床。
シュラフ内は22℃ですが、普通に寒かったです。
どうやら深い睡眠の時ほど、体温が大きく低下するとのこと。
まあ、わたしの着ている服にも問題がありますが…。
下限温度での対策
ですが、諦める必要はありません。
湯たんぽと電気毛布があれば、普通に寝れます。
下に電気毛布を敷いて、湯たんぽを寝袋を入れとけばヌクヌクです。
「湯たんぽ冷めたら寒いじゃん」
はい。なので、湯たんぽが冷め始めたら電気毛布の電源を入れてください。
ヌクヌクが持続します。
「電気ないとダメじゃん」
はい。そうなんです。
なので、容量の大きいポータブル電源を買うか、電源サイトの宿泊を選んでください。
実際に我が家は、このスタイルで−20℃近くの冬キャンプを乗り切っております。
下限温度を基準に考えない
注意すべきは、下限温度や快適温度にいたっても、あくまで一般的な目安という事。
個々の体温調節能力や環境条件によって異なることがあります。
また、メーカーやモデルによっても異なるため、具体的なシュラフの温度評価は製品のラベルや説明書で確認した方が良いでしょう。
いずれにしろ、
下限温度付近の気温で、シュラフだけを頼りにするのは割としんどいです。
まとめ
つまり、下限温度はあまり参考にしない方が良いです。
高性能なシュラフを使用すれば、気温が低くても快適には寝れますが、シュラフの金額が高価になるのは勿論のこと。
まずは、安価なシュラフを購入して、必要に応じて湯たんぽや電気毛布を使用してみましょう。
その方が、高価なシュラフを購入するよりも、安価に冬キャンプを楽しめますよ。
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