ファミリーキャンプ 車に積めない…。積載に困難を極める方へ
こんにちは。1か月もキャンプに行けず絶望している、はんみおです。
キャンプ道具を車に積載するのは、いつも大変。
キャンプ前日には、できれば積載を完了させておきたい所です。
って事で今回は、
キャンプ用に車の購入を検討をされている方や、ちょっとした積載の小技について、ご紹介して参ります。
一番積載に幅をとるのは人間
「だから一人置いていこう」
とはならないので、家族の多いファミリーキャンパーは非常に困難を極めます。
表にしてまとめてみました。
◎余裕 〇積載可 △ルーフキャリア等必要 ×無理
人数/車体 | ハイエースなどの大型タイプ | ミニバン(例アルファード、ヴォクシー) | ステーションワゴンとSUV (例アウトバック、ランドクルーザー) |
セダン(例クラウン) | コンパクトカー(例 ポルテ、ルーミー) |
軽自動車 |
1人 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
2人 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
3人 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | △ |
4人 | ◎ | ◎ | 〇 | △ | ×※ | ×※ |
5人 | ◎※2 | 〇※2 | △※2 | × | × | × |
※ 工夫すれば△ ※2 セカンドシートに3人座れる場合(チャイルドシートがあると不可)
あくまで参考程度にお願いします。
車種によっては一概には言えませんので。
もちろん冬キャンプになると荷物量が多くなるので、より積載には厳しさが増します。
冬は◎→〇、〇→△、△→×と考えた方が良いです。
ここでひとつ言えるのは、SUVは意外に積めないということです。
車体自体は大きく見えますが、明らかにミニバンの方が多く積載できます。
ただミニバンは、
サードシートを出してしまうと、言うまでもなく極端に荷室が狭くなるので注意が必要です。
過去に家族4人で、150系のランドクルーザープラドでキャンプに行った事がありましたが、意外に荷物が積めれなくて衝撃を受けました。
SUVの購入を視野に入れている4人家族以上のファミリーキャンパーさん、注意してください。
そして6人目以降は、2台車を準備する必要性が高いです。
6人で一つの車でキャンプに行くとなると、ミニバン又はハイエースにルーフキャリアとけん引車が必要になります。
もはや何かをあきらめないといけないレベルですね…。
欲しいギアがあっても積載した時の想像をしよう
欲しいキャンプ用品は無限に出てきます。
わたしもそうです。
ただそのキャンプ用品、購入したところで積めるのか…。
「買い替える」のはまだ良いのですが、「買い足す」だと大変です。
今の車で積載がギリギリなのであれば、購入前に見直す必要があります。
そのギアは必要か
購入する物もそうですが、毎度キャンプには持って行くが、ほぼ使わない物が存在してるはずです。
排除して下さい。
我が家でも買ったは良いが、全く使わないギアが存在しました。
Colemanのアウトドアワゴン。
いざキャンプに持って行っても、子どもが喜んで乗るのは最初だけ。
荷物の搬入にも一切使わず、むしろお荷物状態。
捨てはしませんが完全に2軍落ちです。
コンパクトに収納できるギアを選ぶ
いくら積載上手でも、元々の荷物がかさばる物ばかりだとしんどいです。
欲しいギアがあっても収納時の大きさが、いかにコンパクトになるかを調べておきましょう。
それでも例外があります。
我が家の購入したキャンプ用品、DODのソトネノキワミMとLです。
キャンプで極上の寝心地を提供してくれるソトネノキワミですが、収納時の大きさは中々なもの。
Lサイズに至っては、ツールームシェルター並みにデカい…。
にもかかわらず、積載に余裕ができました。
理由は、
ソトネノキワミを導入したことにより、就寝時に使用するインナーマット、銀マット、床に敷いてた毛布などが一切必要としなくなったからです。
一つ購入した事により、荷物が二つ以上減る状況が生まれれば最高です。
こういった例の様に、デカいものが絶対にダメとは言い切れない事があります。
ソトネノキワミに関しての記事は、別でレビューしてます。
気になった方はこちらへ↓
持ち物リストを作成しておく
これも結構重要です。
ある程度積載し終わってから、「デカいギア積むの忘れた!」
となるとかなりめんどくさいです。
キャンプでの忘れ物はよくある事ですが、出発前に持ち物リストを作成しておくことによって、忘れ物を最小限に抑えましょう。
重いものは絶対に下
重心が高い位置にあると、荷崩れする可能性が高いです。
しかも大切なギアを破損させる可能性を高めます。
重いものは下に置き重心を下げましょう。
幕とブルーシートは一番最初に取り出せる場所に積む
到着したらまず絶対に設営です。
特にファミリーキャンパーの設営は時間との勝負です。
現地に到着したら大概、子どもは車で寝ているはず…。
できれば寝ている間に設営は終わらせたいものです。
そんな時に、幕を出すのに荷室をガチャガチャしてたら子どもが起きます。
「スっ」と出せる場所に幕は積んでおきましょう。
「いや、着いたらまず椅子出してコーヒー飲むんだ」
って方は例外ですが…。
地面が濡れてたり、土でギアが汚れるのを避けるため、ブルーシートは一番初めに取り出しやすいところに積み込んでおくのがベストです。
又、雨天時の設営は最悪です。
万が一に備えて、レインコートなども取り出しやすい場所に置いとくのが良いでしょう。
収納BOXを上手に使う
小物系は、BOXに収納するのが一番です。
我が家では無印良品の頑丈収納ボックスを使用。
ただ、これでも収納しきれてないです。
今狙っているのは、スノーピークのシェルフコンテナ25と50の継ぎ足し。
なのでシェルフコンテナ25を購入しました↓
シェルフコンテナの使い勝手は最高です。
まず買って損は無いでしょう。
とは言いますが、収納BOXなどの購入には注意点があります。
収納BOXなどは、
「あ、収納しきれないな。これぐらいのサイズがあったら十分だな」
っというのが、分かった上で購入してください。
もちろん今後増え続けるギアにも考慮する必要があります。
これを理解しない状態で購入に踏み切ってしまうと、無駄に収納BOXなどが幅を取ってしまったりして、逆に積載の圧迫になります。
BOX系に関しては、さらに下記で詳しくレビューしているのでご参考に…。
ハードクーラーボックスが幅を取る
ここで厄介なギアが、幅を大きく取るハードクーラーボックスです。
デイキャンプであればソフトクーラーボックスを選択する手もありますが、一泊や二泊となるとハードクーラーボックスは必須です。
クーラーボックスの厄介な点は他にもあります。
重い物なので必然的に下側に積載しますが、キャンプ場に向かう途中の買い物で、再度クーラーボックスを開けるシーンを余儀なくされます。
つまり、
途中で買い出しがある場合、クーラーボックスの上に荷物をたくさん置いてしまうと面倒です。
買い物をしないか、しても要冷蔵の物は買わないか、もしくはクーラーボックスをもう一度開けるかの選択を迫られます。
ハードクーラーボックスの置き方
クーラーボックスを荷室に置く場合、トランク開けてすぐ手前に置きましょう。
クーラーボックスの上に荷物を置いても、積み下ろしが容易な物にしましょう。
セカンドシートの足元に置ければ問題は解決しますが、そこに座る者からのクレームが発生する可能性があります。
可能ならば助手席、セカンドシートの足元には荷物を置かない
積載量がギリギリすぎる場合はやむを得ませんが、できれば荷物は居住スペースには置かない方が無難です。
荷物をそこまで積み込んでしまうと、後になってから、
「あれ積み込むの忘れた!」
となった場合、大きさによっては積み込み方を考え直さないといけません。
後部座席の足元に何も置いて無ければ、後になって気づいた忘れ物も大体の物は容易に積むことが可能です。
もう一点荷物を置かない方が良い理由があります。
そこに座る者がただ辛いからです。
長距離運転にもなればなおさらです。
チャイルドシートに座る子どもの場合、足が地面に届かないため、ある程度の物は足元に置いても良いかと思います。
ただ座るのは子どもです。
お菓子こぼした、ジュースこぼしたはよくあること。汚れても大丈夫なギアを足元に置きましょう。
まとめ
わたしができる積載のアドバイスはここまでです。
あとは、何回もキャンプを繰り返してるうちに積載上手になります。
大丈夫です、嫌でもなります。
積み上手になってきたら、
「キャンプ場に着いたら早めに下ろして欲しい荷物ある?」
と嫁さんに聞いてあげて下さい。
微々たるものですが評価が上がります。
ちなみに、
荷物の積み方が上手くいくようになれば、4人家族の我が家でも軽自動車でキャンプが可能です。
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