スノーピーク トゥーガをレビュー。ランドロックが大き過ぎるならコレでしょ。
こんにちは。秋のキャンプが1番好きなはんみおです。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/5f496010c98e4be14135e66f938b6964-1024x1024.png)
「スノーピークのランドロックが欲しい!だけど我が家には大き過ぎる…」
「とは言え、スノーピークのリビロンは高スペック過ぎるし、見た目も趣味ではない…」
安心してください。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/42964fdfae408edf9b09a69b31252c61-e1697113344673-1024x553.png)
“トゥーガ"があります。
って事で今回は、スノーピークのツールームシェルター、トゥーガについてレビューして参ります。
外観
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/bdfad1edfc2e9114ece1c8d94f466c80-e1697113527353-1024x792.png)
見た目は廃盤幕となったトルテュやタシーク、それにランドロックを融合させたといった感じ。
フレームワークは、トルテュやタシークと似た仕様。
また、メッシュパネルとスカートは、ランドロックを引き継いだ仕様です。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/7e0499ab39eb99f93d9f57efab1fefdb-e1697113728289-1024x737.png)
この新しいバイザーフレームが、トゥーガの特徴と言えるでしょう。
メッシュの数は6か所、全面スカート付きで、ベンチレーションは2か所となります。
冬キャンプにも期待ができそうです。
幕内
大きさとしては、ランドロックより一回り小さいサイズ。
リビロンと比べると、全長が70cm長く、幅は35cmほど狭くなる部分があります。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/image-4-e1697240018124.png)
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/image-3-e1697240042438.png)
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/3a24c32354dab8b7e6efe5c02cc1b328-e1697114523289-1024x741.png)
感覚的に、
リビロン以上、ランドロック以下の広さといった感じかと。
幕には遮光ピグメント施工もされているので、遮光性に関しても申し分はないでしょう。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/5e2aa2a42e43e6bb266e72f8c069c090-e1697114890375-1024x792.png)
LEDもいいポイントにかけれます。
インナールーム
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/c6bc542e99e257db089b300073e3f972-e1697115089193-1024x926.png)
大人4人でちょうど良いサイズ。
前後の2面にメッシュも完備。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/e879b565010cd01f8228d33f8c9e93e6-e1697115243455-1024x701.png)
何気に便利なポケットは、インナールーム入り口の左右に2か所あります。
天井にはLEDをかける事も可能。
インナールームの設置は、吊り下げ式なので超簡単です。
約3分で設置が完了します。
スペック
重さ
18.3kgと、リビングシェルロングPro(インナールーム無しの状態)とほぼ変わらない重さ。
無論、普通に重いです。
気合いを入れて運ぶ必要があります。
耐水圧
ルーフ部は3,000mmミニマム。
ウォール部とインナールームのボトム部は、1,800mmミニマム。
これはランドロックの耐水圧と変わりません。
生地に関しては、75Dポリエステルタフタとリビングシェルと同じ、軽い素材を採用しています。(結局重いけど…)
「タフタとか耐水圧とか意味がわかりません」
って方は、以下の記事をご参照ください
強度
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/082bbf25c1a5ba2e01de539a5abd999c-e1697115521346-1024x723.png)
フレームの軽量化を図っているため、ランドロックやリビングシェルロングProに比べると、風による耐久性は低いです。
とは言え、ガイロープの確実なペグダウンを行なっていれば、多少の強風くらいは問題ないでしょう。
付属品
本体、インナールーム、リッジポール、Aフレーム(×2)、センターフレーム(×2)、Cフレーム、バイザーフレーム、ジュラルミンペグ(×25)、自在付ロープ(3.5m×6、2m×6、1.5m×2)、セーフティーベルト、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
というセット内容。
バイザーフレームの部分は耐風性に欠ける為、セーフティーベルトが存在します。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/084cb2cbbf40f28b95e8e0845ee4135c-1024x768.png)
取り付けると、こんな感じ。
「むっちゃ邪魔じゃん」
と思いますが、強風時はフロントパネルをフルクローズするので、特に邪魔にはならないかと。
ジュラルミンペグにいたっては、いつも通り軟弱なので、無ければ鍛造ペグに買い替えてください。
オプション
あったらあったで便利なオプション品。
ですが、
買い揃えるとなると、かなりの金額。
まずは、トゥーガ本体を購入して、
「やっぱり欲しいな…」
となってから購入する方が無難かと。
シールドルーフ
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/d837c2a2ac37af9152e2ac4c1bb75089-e1697115907990-1024x601.png)
日差しを遮り、暑さを軽減させてくれます。
また、屋根の結露も低減させてくれるので、冬キャンプをする方には重要となるアイテム。
耐水圧も3,000mm ミニマムと十分な能力です。
これは所有していても損はないかと。
毎度取り付けるのも面倒なので、状況に合わせて使用した方が良いでしょう。
ちなみに我が家は、シールドルーフの取り付け頻度は半分ほどです。
マットシートセット
インナールーム下に敷くグランドシートは、ボトム部の保護をしてくれる役割。
インナールームのサイズに合った設計なので、あったら便利なアイテムです。
ただ問題なのは、インナールーム内に敷くインナーマット。
地面の凹凸や、底冷えを軽減してくれますが、インナーマットのみで寝るとなると、30代以上の方は腰を壊します。
なので、エアーマット推奨です。
インナーマットの存在意義に関しては、以下でまとめております。
アップライトポールセット
フロントパネル跳ね上げの際に使う、高さ190cmのポール。
この190cmというのが、跳ね上げた際に1番綺麗に見える高さです。
とは言え、すでにスノーピークのウイングポールが揃っている方からしたら、ほぼ要らないアイテム。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/image-2-1024x453.png)
60cmを2本と、70cmの1本を組み合わせれば190cmになります。
設営
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/981c968054966d7b3b77becbe3e99b8d-e1697116369553-1024x660.png)
「結局、これ設営は簡単なの?」
と言う疑問に関しては、
「ランドロックよりは楽だけど、リビングシェルロングProほどでは無い」
と言った、設営したことが無い人からしたら、何とも分かりづらい回答…。
スノーピークのスタッフさんや、実際に設営した方からお話しを聞くと、「立ち上げた直後は特に不安定」との事です。
つまり、設営時の風は結構危険です。(どの幕にも言えますが…)
いずれにしろ、慣れるまでは2人以上で設営をするのが無難でしょう。
まとめ
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/10/a809d71608fc39a52792b622542eaf6b-e1697116799545-1024x837.png)
絶妙な空間を提供してくるトゥーガ。
「ランドロックはデカすぎ!だけどリビングシェルロングProは嫌だ!」
って方にはピッタリです。
この幕がもっと早くに販売されていたら、わたしはトゥーガを購入していたかもしれません。
リビロンに比べたら、安いですからね。(高いけど)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません