スノーピーク トゥーガをレビュー。ランドロックが大き過ぎるならコレでしょ。
こんにちは。秋のキャンプが1番好きなはんみおです。
「スノーピークのランドロックが欲しい!だけど我が家には大き過ぎる…」
「とは言え、スノーピークのリビロンは高スペック過ぎるし、見た目も趣味ではない…」
安心してください。
“トゥーガ"があります。
って事で今回は、スノーピークのツールームシェルター、トゥーガについてレビューして参ります。
外観
見た目は廃盤幕となったトルテュやタシーク、それにランドロックを融合させたといった感じ。
フレームワークは、トルテュやタシークと似た仕様。
また、メッシュパネルとスカートは、ランドロックを引き継いだ仕様です。
この新しいバイザーフレームが、トゥーガの特徴と言えるでしょう。
メッシュの数は6か所、全面スカート付きで、ベンチレーションは2か所となります。
冬キャンプにも期待ができそうです。
幕内
大きさとしては、ランドロックより一回り小さいサイズ。
リビロンと比べると、全長が70cm長く、幅は35cmほど狭くなる部分があります。
感覚的に、
リビロン以上、ランドロック以下の広さといった感じかと。
幕には遮光ピグメント施工もされているので、遮光性に関しても申し分はないでしょう。
LEDもいいポイントにかけれます。
インナールーム
大人4人でちょうど良いサイズ。
前後の2面にメッシュも完備。
何気に便利なポケットは、インナールーム入り口の左右に2か所あります。
天井にはLEDをかける事も可能。
インナールームの設置は、吊り下げ式なので超簡単です。
約3分で設置が完了します。
スペック
重さ
18.3kgと、リビングシェルロングPro(インナールーム無しの状態)とほぼ変わらない重さ。
無論、普通に重いです。
気合いを入れて運ぶ必要があります。
耐水圧
ルーフ部は3,000mmミニマム。
ウォール部とインナールームのボトム部は、1,800mmミニマム。
これはランドロックの耐水圧と変わりません。
生地に関しては、75Dポリエステルタフタとリビングシェルと同じ、軽い素材を採用しています。(結局重いけど…)
「タフタとか耐水圧とか意味がわかりません」
って方は、以下の記事をご参照ください
強度
フレームの軽量化を図っているため、ランドロックやリビングシェルロングProに比べると、風による耐久性は低いです。
とは言え、ガイロープの確実なペグダウンを行なっていれば、多少の強風くらいは問題ないでしょう。
付属品
本体、インナールーム、リッジポール、Aフレーム(×2)、センターフレーム(×2)、Cフレーム、バイザーフレーム、ジュラルミンペグ(×25)、自在付ロープ(3.5m×6、2m×6、1.5m×2)、セーフティーベルト、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
というセット内容。
バイザーフレームの部分は耐風性に欠ける為、セーフティーベルトが存在します。
取り付けると、こんな感じ。
「むっちゃ邪魔じゃん」
と思いますが、強風時はフロントパネルをフルクローズするので、特に邪魔にはならないかと。
ジュラルミンペグにいたっては、いつも通り軟弱なので、無ければ鍛造ペグに買い替えてください。
オプション
あったらあったで便利なオプション品。
ですが、
買い揃えるとなると、かなりの金額。
まずは、トゥーガ本体を購入して、
「やっぱり欲しいな…」
となってから購入する方が無難かと。
シールドルーフ
日差しを遮り、暑さを軽減させてくれます。
また、屋根の結露も低減させてくれるので、冬キャンプをする方には重要となるアイテム。
耐水圧も3,000mm ミニマムと十分な能力です。
これは所有していても損はないかと。
毎度取り付けるのも面倒なので、状況に合わせて使用した方が良いでしょう。
ちなみに我が家は、シールドルーフの取り付け頻度は半分ほどです。
マットシートセット
インナールーム下に敷くグランドシートは、ボトム部の保護をしてくれる役割。
インナールームのサイズに合った設計なので、あったら便利なアイテムです。
ただ問題なのは、インナールーム内に敷くインナーマット。
地面の凹凸や、底冷えを軽減してくれますが、インナーマットのみで寝るとなると、30代以上の方は腰を壊します。
なので、エアーマット推奨です。
インナーマットの存在意義に関しては、以下でまとめております。
アップライトポールセット
フロントパネル跳ね上げの際に使う、高さ190cmのポール。
この190cmというのが、跳ね上げた際に1番綺麗に見える高さです。
とは言え、すでにスノーピークのウイングポールが揃っている方からしたら、ほぼ要らないアイテム。
60cmを2本と、70cmの1本を組み合わせれば190cmになります。
設営
「結局、これ設営は簡単なの?」
と言う疑問に関しては、
「ランドロックよりは楽だけど、リビングシェルロングProほどでは無い」
と言った、設営したことが無い人からしたら、何とも分かりづらい回答…。
スノーピークのスタッフさんや、実際に設営した方からお話しを聞くと、「立ち上げた直後は特に不安定」との事です。
つまり、設営時の風は結構危険です。(どの幕にも言えますが…)
いずれにしろ、慣れるまでは2人以上で設営をするのが無難でしょう。
まとめ
絶妙な空間を提供してくるトゥーガ。
「ランドロックはデカすぎ!だけどリビングシェルロングProは嫌だ!」
って方にはピッタリです。
この幕がもっと早くに販売されていたら、わたしはトゥーガを購入していたかもしれません。
リビロンに比べたら、安いですからね。(高いけど)
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