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【レビュー】ランドステーションLのメリットとデメリット。通常のタープとは何が違うのか。

2024年1月27日

こんにちは。スノーピークのランドステーションLを心から愛している、はんみおです。

数えきれないくらいキャンプでお世話になっている、スノーピークのランドステーションL

それほど使用していれば、ランドステーションLのメリットとデメリットも、いろいろと分かるように…。

今回は、「ランドステーションLを購入するか否か」で迷っている方に、この幕のメリットとデメリットをご紹介して参ります。

自由自在に設営ができる奇跡のタープ

タープの役割は、日差しや雨を防ぐもの。

テントと一緒に設営をすれば、タープ下をリビングとして活用ができ、快適なキャンプを可能にさせます。

そのタープを進化させたのが、スノーピークのランドステーションL。

通常のタープとは違い、壁があるタープです。

設営の仕方次第では、壁を天井にも変えれるので、幕内の有効面積を広げる事が可能。

スノーピークのランドステーションLは、タープの概念を変えたタープと言っても、過言では無いでしょう。

幕だけ買っても設営は出来ない

通常のタープと違う点は、ポールを4本使用する所。

ランドステーションLを購入しても、ポールとペグは付属はしていないので、追加購入が必要となります。

必要なポールの長さと本数

ポールの長さは、

メインポール210cm×2、サブポール140cm×2が推奨。

ただ、
このポール4本では、ランドステーションLをこの様な形に設営するのは、不可能です。

この場合、

210cm×2、140cm×1、約280cm(280cm前後で良い)×1が必要。

ポール代が莫迦にならない?

わかります。

ポール代を最低限に抑える場合、

280cm×2、140cm×2だけを購入すれば、スタンダードな設営も、大きく跳ね上げた形にする事も可能です。

ここで注意して頂きたいのは、私が紹介しているポールは、スノーピークのウィングポールだという事です。

出典:スノーピーク

スノーピークのウィングポールは分割可能なので、長さの変更が容易に出来ます。

必要なペグの長さと本数

30cmペグが最低でも22本必要になります。

ちなみに私は、210cmのメインポールを自立させる際に使用するペグは、40cmを使用してます。

風や地面の固さなどの耐久性に対して、心配があるので…。

ランドステーションLのメリット

ランドステーションLは、タープであってタープでない使い方が出来るのが最大のメリットです。

風を防ぐ

通常のタープの場合、風が吹けばモロに幕内を吹きさらすので、物が飛んだり寒かったりなどは、よくある事。

風に雨が加われば、幕内にいるのにバンバン雨を受けて、

「何の為のタープ?」ってなります。

ですが、
ランドステーションLの場合は、前述した通り壁がありますので、シェルターやテント内にいるのと、ほぼ変わらない環境になります。

なので、通常ファミリーでのタープ泊はほぼ不可能でしたが、ランドステーションLでは可能です。

言うまでもありませんが、超快適です。

設営のバリエーションが豊富

設営の形に正解がありません。

なので、
キャンプ場の環境や天候、その時の気分により、設営パターンを自在に変えられるのが、ランドステーションLの魅力と言えます。

例えば…、

プライベートを守りたい時。

プライベートは守りたいが、ちょっと解放的にしたいワガママスタイル。

プライベート無視の完全解放。

もう、どーなってんの?ってスタイル。

勿論、バリエーションはこれだけではありませんので、さまざまな形に設営する事が可能です。

つまり、使ってて全く飽きないタープです。

とにかく広い

我が家は4人家族ですが、インナールームを置いても、余すくらいの広さです。

さらにフロントパネルを跳ね上げれば、大人8人でも収容可能な広さになるので、宴開幕としての活用にも期待が出来るでしょう。

ちなみに、スノーピークの代表であるツールームシェルター、ランドロックよりも、全長が260cm長いです。

出典:スノーピーク
出典:スノーピーク

ランドロックも、充分に広いですけどね。

ランドステーションLのデメリット

「ランドステーションLって、やっぱりこーなっちゃうよねー」

っといった、問題点も…。

設営に時間がかかる

通常のタープに比べて時間がかかるのは当たり前ですが、設営自体はさほど難しくは無いです。

ペグダウンの数が多く、幕を「ピン」っと張るのにちょっとコツが必要なくらい。

風が無ければ、1人でも約30分以内に設営が可能です。

ランドステーションL内にテントを置くには、工夫か挫折が必要

2人用の小さなインナーテントは、容易に設置する事が可能ですが、それ以上の大きいテントにいたってはメインポールが邪魔になります。

4人用のテントを設置する場合、メインポールの片側を二股化にするか、ランドステーションのオプションであるインナールームの追加購入が必要です。

しかしながら、オプションのインナールームは限定商品である為、お求めの場合はフリマアプリなどで探す必要、または再販を待つしかありません。

私は、二股化をあれこれ考えるのが面倒だったので、しっかりと挫折しました。

ジッパーの使い方の問題

フルクローズにする際に、ジッパーの閉まりがキツい時があります。

これは、ジッパーと隣接した二重のゴムループが、ペグダウン箇所で幕を強く引っ張っている為です。

こうなった場合、無理矢理ジッパーを閉めるのではなく、隣接部にペグダウンされているゴムループを二重ではなく、一重にしてからジッパーを閉める様にしましょう。

こうすることにより、幕がペグに強く引っ張られるのを低減し、スムーズにジッパーの開閉が可能になります。

また、
ジッパーの数が多くて、最初はどーやったら目的の設営の形になるのか戸惑います。

この問題に関しては…、

慣れです。

ベンチレーションに手が届かない

設営後に、ベンチレーションの解放を行うのは至難の業です。

ベンチレーションの解放は、設営前に必ず行いましょう。

スカートが無い

あくまでもタープなので、メッシュが無い上に、スカートもついていません。

なので、虫は入り放題。

幕下からの隙間風も侵入するので、寒い時期にランドステーションLの使用は不向きかもしれません。

まあ、
我が家は、真冬にランドステーションLでキャンプを決行していますが…。

余談ですが、スカート付きのランドステーションも存在はしています。

ですが、コレもインナールーム同様、限定商品です。

お買い求めの場合は、再販に期待をするか、中古やオークションでの購入になります。

屋根に水が溜まりがち

跳ね上げる形で設営を行うと、天井部に雨水が溜まりがちです。

フルクローズで綺麗に設営を行えば、ある程度の水溜りを低減する事は可能。

とは言え、ランドステーションLは耐水圧が3,000mmミニマムです。

幕が劣化さえして無ければ、雨漏りの心配は一切ありません。

アイボリー幕に関しては、耐水圧が1,800mmミニマムですが、それでも充分な撥水性能です。

デカ過ぎる

幕が大き過ぎる故に、キャンプサイトで設営できる場所が限られます。

キャンプで、ランドステーションLを設営する予定なのであれば、必ずキャンプ場の区画の広さを、前もって調べる必要があります。

あと、
幕が濡れると、その後の乾燥作業がなかなか大変です。

我が家も何とか工夫をして、乾燥作業を行なっています…。

まとめ

若干デメリット多めの、ランドステーションLの紹介になってしまいましたが、個人的に贅沢な悩みだと考えています。

使用してみると、デメリット以上に最高のキャンプにしてくれる事は、間違いないです。

色んな設営パターンを試せて、絶対に飽きないランドステーションL。

是非オススメです。