【レビュー】ランドステーションLのメリットとデメリット。通常のタープとは何が違うのか。
こんにちは。スノーピークのランドステーションLを心から愛している、はんみおです。
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数えきれないくらいキャンプでお世話になっている、スノーピークのランドステーションL。
それほど使用していれば、ランドステーションLのメリットとデメリットも、いろいろと分かるように…。
今回は、「ランドステーションLを購入するか否か」で迷っている方に、この幕のメリットとデメリットをご紹介して参ります。
自由自在に設営ができる奇跡のタープ
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タープの役割は、日差しや雨を防ぐもの。
テントと一緒に設営をすれば、タープ下をリビングとして活用ができ、快適なキャンプを可能にさせます。
そのタープを進化させたのが、スノーピークのランドステーションL。
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通常のタープとは違い、壁があるタープです。
設営の仕方次第では、壁を天井にも変えれるので、幕内の有効面積を広げる事が可能。
スノーピークのランドステーションLは、タープの概念を変えたタープと言っても、過言では無いでしょう。
幕だけ買っても設営は出来ない
通常のタープと違う点は、ポールを4本使用する所。
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ランドステーションLを購入しても、ポールとペグは付属はしていないので、追加購入が必要となります。
必要なポールの長さと本数
ポールの長さは、
メインポール210cm×2、サブポール140cm×2が推奨。
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ただ、
このポール4本では、ランドステーションLをこの様な形に設営するのは、不可能です。
この場合、
210cm×2、140cm×1、約280cm(280cm前後で良い)×1が必要。
ポール代が莫迦にならない?
わかります。
ポール代を最低限に抑える場合、
280cm×2、140cm×2だけを購入すれば、スタンダードな設営も、大きく跳ね上げた形にする事も可能です。
ここで注意して頂きたいのは、私が紹介しているポールは、スノーピークのウィングポールだという事です。
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スノーピークのウィングポールは分割可能なので、長さの変更が容易に出来ます。
必要なペグの長さと本数
30cmペグが最低でも22本必要になります。
ちなみに私は、210cmのメインポールを自立させる際に使用するペグは、40cmを使用してます。
風や地面の固さなどの耐久性に対して、心配があるので…。
ランドステーションLのメリット
ランドステーションLは、タープであってタープでない使い方が出来るのが最大のメリットです。
風を防ぐ
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通常のタープの場合、風が吹けばモロに幕内を吹きさらすので、物が飛んだり寒かったりなどは、よくある事。
風に雨が加われば、幕内にいるのにバンバン雨を受けて、
「何の為のタープ?」ってなります。
ですが、
ランドステーションLの場合は、前述した通り壁がありますので、シェルターやテント内にいるのと、ほぼ変わらない環境になります。
なので、通常ファミリーでのタープ泊はほぼ不可能でしたが、ランドステーションLでは可能です。
言うまでもありませんが、超快適です。
設営のバリエーションが豊富
設営の形に正解がありません。
なので、
キャンプ場の環境や天候、その時の気分により、設営パターンを自在に変えられるのが、ランドステーションLの魅力と言えます。
例えば…、
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プライベートを守りたい時。
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プライベートは守りたいが、ちょっと解放的にしたいワガママスタイル。
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プライベート無視の完全解放。
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もう、どーなってんの?ってスタイル。
勿論、バリエーションはこれだけではありませんので、さまざまな形に設営する事が可能です。
つまり、使ってて全く飽きないタープです。
とにかく広い
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我が家は4人家族ですが、インナールームを置いても、余すくらいの広さです。
さらにフロントパネルを跳ね上げれば、大人8人でも収容可能な広さになるので、宴開幕としての活用にも期待が出来るでしょう。
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ちなみに、スノーピークの代表であるツールームシェルター、ランドロックよりも、全長が260cm長いです。
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ランドロックも、充分に広いですけどね。
ランドステーションLのデメリット
「ランドステーションLって、やっぱりこーなっちゃうよねー」
っといった、問題点も…。
設営に時間がかかる
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通常のタープに比べて時間がかかるのは当たり前ですが、設営自体はさほど難しくは無いです。
ペグダウンの数が多く、幕を「ピン」っと張るのにちょっとコツが必要なくらい。
風が無ければ、1人でも約30分以内に設営が可能です。
ランドステーションL内にテントを置くには、工夫か挫折が必要
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2人用の小さなインナーテントは、容易に設置する事が可能ですが、それ以上の大きいテントにいたってはメインポールが邪魔になります。
4人用のテントを設置する場合、メインポールの片側を二股化にするか、ランドステーションのオプションであるインナールームの追加購入が必要です。
しかしながら、オプションのインナールームは限定商品である為、お求めの場合はフリマアプリなどで探す必要、または再販を待つしかありません。
私は、二股化をあれこれ考えるのが面倒だったので、しっかりと挫折しました。
ジッパーの使い方の問題
フルクローズにする際に、ジッパーの閉まりがキツい時があります。
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これは、ジッパーと隣接した二重のゴムループが、ペグダウン箇所で幕を強く引っ張っている為です。
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こうなった場合、無理矢理ジッパーを閉めるのではなく、隣接部にペグダウンされているゴムループを二重ではなく、一重にしてからジッパーを閉める様にしましょう。
こうすることにより、幕がペグに強く引っ張られるのを低減し、スムーズにジッパーの開閉が可能になります。
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また、
ジッパーの数が多くて、最初はどーやったら目的の設営の形になるのか戸惑います。
この問題に関しては…、
慣れです。
ベンチレーションに手が届かない
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設営後に、ベンチレーションの解放を行うのは至難の業です。
ベンチレーションの解放は、設営前に必ず行いましょう。
スカートが無い
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あくまでもタープなので、メッシュが無い上に、スカートもついていません。
なので、虫は入り放題。
幕下からの隙間風も侵入するので、寒い時期にランドステーションLの使用は不向きかもしれません。
まあ、
我が家は、真冬にランドステーションLでキャンプを決行していますが…。
余談ですが、スカート付きのランドステーションも存在はしています。
ですが、コレもインナールーム同様、限定商品です。
お買い求めの場合は、再販に期待をするか、中古やオークションでの購入になります。
屋根に水が溜まりがち
跳ね上げる形で設営を行うと、天井部に雨水が溜まりがちです。
フルクローズで綺麗に設営を行えば、ある程度の水溜りを低減する事は可能。
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とは言え、ランドステーションLは耐水圧が3,000mmミニマムです。
幕が劣化さえして無ければ、雨漏りの心配は一切ありません。
アイボリー幕に関しては、耐水圧が1,800mmミニマムですが、それでも充分な撥水性能です。
デカ過ぎる
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幕が大き過ぎる故に、キャンプサイトで設営できる場所が限られます。
キャンプで、ランドステーションLを設営する予定なのであれば、必ずキャンプ場の区画の広さを、前もって調べる必要があります。
あと、
幕が濡れると、その後の乾燥作業がなかなか大変です。
我が家も何とか工夫をして、乾燥作業を行なっています…。
まとめ
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若干デメリット多めの、ランドステーションLの紹介になってしまいましたが、個人的に贅沢な悩みだと考えています。
使用してみると、デメリット以上に最高のキャンプにしてくれる事は、間違いないです。
色んな設営パターンを試せて、絶対に飽きないランドステーションL。
是非オススメです。
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