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エントリーパックTTを徹底レビュー。キャンプ初心者はこれを買えばオッケー。

2024年3月14日

こんにちは。温泉上がりに脱衣所で汗をかいて、また温泉に入りたくなるはんみおです。

「ファミリーキャンプを始めたい!だけど最初にどんなテントを選べばいいかわからない…」

ってなったらこれ。

スノーピークのエントリーパックTT

どんなキャンプシーンでも対応できるので、これを買ってほぼ解決です。

そんな万能でお得なエントリーパックTTについて、今回はレビューして参ります。

初心者にオススメな理由

ヴォールトとアメニティタープヘキサがセットになった、エントリーパックTT

単体での購入も可能ですが、ヴォールトとアメニティタープヘキサはセットで購入してこそ、100%の能力を発揮します。

理由としては、どんなシーンでも対応できるから。

通常のキャンプでは勿論のこと、デイキャンプではタープだけを張るのも良し。

風の強い時や、区画の狭いキャンプではヴォールトのみを張るのも良し。

なんだったら、小川張りにこだわって張る必要もありません。

(小川張りについてはコチラ↓)

つまり、
キャンプ初心者は、このセットを購入すれば、

「やっぱり、あのテント買っておけば良かった…」

となる心配は、ほぼ無いです。(スノーピークの沼にハマらなければ…)

仕様

重さはテントが7.9kg、タープも7.9kg

耐水圧においては、ヴォールトとタープどちらも1,800mmミニマム。

生地に関しては、ヴォールトのフライシートは75Dポリエステルタフタ

タープは、210Dポリエステルオックスです。

「タフタ?オックス?D?」

って方は、以下の記事でご説明しています。

付属品

付属品は以下の通り。

[テント]テント本体、フレーム長(×1)、フレーム短(×2)、ジュラルミンペグ(×24)、自在付ロープ(3.0m×4、2.5m×8)、リペアパイプ(×1)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース [タープ]セット内容/タープ本体、コネクションテープ、スチールポール(280cm、240cm)スチールペグ30×8、自在付ロープ(二又用10m×2、3m×2、2m×2) 、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース

もちろん、吊り下げ式のインナーテントも付属で付いてきます。

リペアパイプ

キャンプ中にフレームが折れるなどの不測の事態が発生した場合、リペアパイプでその場を乗り切る方法があります。

あくまで応急処置なので、後日スノーピークのアフターサービスにお願いしましょう。

スチールポール

アメニティタープヘキサを立ち上げる為のポール。

スチール製なので、丈夫ではありますがウィングポールに比べ少し重いです。

ウィングポールに興味のある方は以下の記事をご参考に。

スチールペグ

ヴォールト用にジュラルミンペグが付属で付いてきますが、はっきり言って激弱です。

鍛造の20cmに買い替えてください。

また、タープ専用のスチールペグも付いてきます。

ジュンCAMP」さん画像提供

鍛造ペグではありませんが、タープを支えるには十分な能力です。

大きさ

出典:スノーピーク

4人家族にはちょうど良い空間。

前室が広いテントに加えての小川張り。

無論、2人だと贅沢な空間になります。

ただ、
狭めの区画サイトだと、少し気を使って設営する必要があるかと…。

区画サイトでの上手な設営方法に関しては、"ジュンCAMP“さんがYouTubeにて分かりやすく解説しています。

ご参考にください↓

ヴォールトのインナールーム

広さとしては、大人2人と子供2人でちょうど良い広さ。

スノーピークのキャンピングマット2.5wが3つでビタサイズです。

また、オプションでグランドシートとインナーマットがセットになった、マットシートセットもあります。

「グランドシートだけ欲しい!」

となっても、残念ながらインナーマットはもれなく付いてきます。

個人的にインナーマットは必要は無いかと…。

ヴォールトの前室

ヴォールト取扱説明書

インナールームもですが、高さは150cmと直立するにはキツい空間。

フロントパネルをフルクローズしてサイドパネルからの出入りも可能。

ですが、
フルクローズした状態で、前室を4人で利用するのは流石に狭いです。

2人が限界かと。

メリット

エントリーパックTTは、とにかく初心者に優しいです。

設営がしやすい

寝室なるヴォールトは、フレームが3本しかないので、設営が非常に簡単。

一度設営方法を調べたら、恐らく余裕で設営ができます。

タープにいたってはコネクションテープが付属なので、小川張りもかなり楽です。

まあ前述した通り、小川張りにこだわる必要もありませんが…。

連結も可能

ちなみにですが、ヴォールトにいたっては、スノーピークのメッシュシェルターとの連結が可能です。

何だったら、ヴォールト同士でも連結が可能。

ヴォールトにハマったら、もう1つヴォールトを購入しましょう。

圧倒的なコスパ

“安い"と言ったら語弊がありますが、他のスノーピーク幕に比べれば、このエントリーパックTTはかなり安価です。

「スノーピーク幕が欲しい!だけど高え!!」

となれば、これ一択です。

デメリット

贅沢を言うとキリがありませんが、価格が安いので甘んじて受け入れましょう。

強風が微妙

ガイロープをしっかり張れば、ある程度の風は問題ありません。

とは言え、
スノーピークを代表するランドロックリビングシェルロングProなどのツールームシェルター。それに、テント代表であるアメニティドームに比べると、強風による耐久性は流石に劣ります。

「過酷な状況下でもキャンプしまくります」

って方には、エントリーパックTTは不向きかもしれません…。

真夏はキツい

ヴォールトにベンチレーションはありますが、メッシュがありません。

ランドロックなどのスタンダード幕に比べて遮光性は低いので、真夏のキャンプは地獄が予想されます。

「いや、フロントパネル跳ね上げて、後ろ側のパネルも開放すればいいじゃん」

っとなりますが、
設営場所によっては、就寝時の姿がキャンプフィールドで丸見えになる可能性があります。

なので、ヴォールトは涼しい時期での使用が過ごしやすいです。

次が欲しくなる

この記事で、エントリーパックTTの購買意欲を高めさせておいてアレなのですが…。

エントリーラインを所有すると、後になって、

「やばい、ランドロック気になってきた…」

となるのがスノーピーク沼。

一応、変な後悔が生まれない様、以下の記事に軽く目を通しておいてください。

ここまで読んで、

「うん!ヴォールトが自分にとって1番いい!」

となれば、買っちゃいましょう。

アイボリーもあり

「いや、うちアイボリー派なんで」

って方、安心してください。

あります。

ただ、セット販売では無い為、タープにいたってはコネクションテープが付属で付いてきません。

つまり、小川張りをするとなると完全に自力となります。

「じゃあ、いらねーわ」

って方、安心してください。

方法があります。

こうなってくると、初心者とかもう関係なくなってきますが…。

まとめ

って事で、エントリーパックTTはかなりお得なスノーピーク幕です。

「今からキャンプを始めようかな」

って方には、特にオススメなセット。

まあ、
スノーピーク沼にハマったら、また違う幕を買えばいいだけです。

わが家もそうだったんで…。