エントリーパックTTを徹底レビュー。キャンプ初心者はこれを買えばオッケー。
こんにちは。温泉上がりに脱衣所で汗をかいて、また温泉に入りたくなるはんみおです。
「ファミリーキャンプを始めたい!だけど最初にどんなテントを選べばいいかわからない…」
ってなったらこれ。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/1496d2747caf1783f980ba6175f9f5c4-e1692076333558-1024x655.png)
スノーピークのエントリーパックTT。
どんなキャンプシーンでも対応できるので、これを買ってほぼ解決です。
そんな万能でお得なエントリーパックTTについて、今回はレビューして参ります。
初心者にオススメな理由
ヴォールトとアメニティタープヘキサがセットになった、エントリーパックTT。
単体での購入も可能ですが、ヴォールトとアメニティタープヘキサはセットで購入してこそ、100%の能力を発揮します。
理由としては、どんなシーンでも対応できるから。
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通常のキャンプでは勿論のこと、デイキャンプではタープだけを張るのも良し。
風の強い時や、区画の狭いキャンプではヴォールトのみを張るのも良し。
なんだったら、小川張りにこだわって張る必要もありません。
(小川張りについてはコチラ↓)
つまり、
キャンプ初心者は、このセットを購入すれば、
「やっぱり、あのテント買っておけば良かった…」
となる心配は、ほぼ無いです。(スノーピークの沼にハマらなければ…)
仕様
重さはテントが7.9kg、タープも7.9kg。
耐水圧においては、ヴォールトとタープどちらも1,800mmミニマム。
生地に関しては、ヴォールトのフライシートは75Dポリエステルタフタ。
タープは、210Dポリエステルオックスです。
「タフタ?オックス?D?」
って方は、以下の記事でご説明しています。
付属品
付属品は以下の通り。
[テント]テント本体、フレーム長(×1)、フレーム短(×2)、ジュラルミンペグ(×24)、自在付ロープ(3.0m×4、2.5m×8)、リペアパイプ(×1)、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース [タープ]セット内容/タープ本体、コネクションテープ、スチールポール(280cm、240cm)、スチールペグ30(×8)、自在付ロープ(二又用10m×2、3m×2、2m×2) 、キャリーバッグ、ポールケース、ペグケース
もちろん、吊り下げ式のインナーテントも付属で付いてきます。
リペアパイプ
キャンプ中にフレームが折れるなどの不測の事態が発生した場合、リペアパイプでその場を乗り切る方法があります。
あくまで応急処置なので、後日スノーピークのアフターサービスにお願いしましょう。
スチールポール
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アメニティタープヘキサを立ち上げる為のポール。
スチール製なので、丈夫ではありますがウィングポールに比べ少し重いです。
ウィングポールに興味のある方は以下の記事をご参考に。
スチールペグ
ヴォールト用にジュラルミンペグが付属で付いてきますが、はっきり言って激弱です。
鍛造の20cmに買い替えてください。
また、タープ専用のスチールペグも付いてきます。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/d4ce6b27cd174361bba97b2cc4adeaef-e1692078119589-1024x658.png)
鍛造ペグではありませんが、タープを支えるには十分な能力です。
大きさ
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4人家族にはちょうど良い空間。
前室が広いテントに加えての小川張り。
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無論、2人だと贅沢な空間になります。
ただ、
狭めの区画サイトだと、少し気を使って設営する必要があるかと…。
区画サイトでの上手な設営方法に関しては、"ジュンCAMP“さんがYouTubeにて分かりやすく解説しています。
ご参考にください↓
ヴォールトのインナールーム
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広さとしては、大人2人と子供2人でちょうど良い広さ。
スノーピークのキャンピングマット2.5wが3つでビタサイズです。
また、オプションでグランドシートとインナーマットがセットになった、マットシートセットもあります。
「グランドシートだけ欲しい!」
となっても、残念ながらインナーマットはもれなく付いてきます。
個人的にインナーマットは必要は無いかと…。
ヴォールトの前室
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/8adba37d57e0f73e157beb74be447ace-e1692078954302-1024x817.png)
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/d5d311ba68cb903c292acb344cf93e71-e1692079342845-1024x866.png)
インナールームもですが、高さは150cmと直立するにはキツい空間。
フロントパネルをフルクローズしてサイドパネルからの出入りも可能。
ですが、
フルクローズした状態で、前室を4人で利用するのは流石に狭いです。
2人が限界かと。
メリット
エントリーパックTTは、とにかく初心者に優しいです。
設営がしやすい
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/1a3929f72eea6a5eb7201117a876df1d-e1692096863527-1024x828.png)
寝室なるヴォールトは、フレームが3本しかないので、設営が非常に簡単。
一度設営方法を調べたら、恐らく余裕で設営ができます。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/b021bcae13a88b5940bb827c17ff5b73-e1692096959881-1024x532.png)
タープにいたってはコネクションテープが付属なので、小川張りもかなり楽です。
まあ前述した通り、小川張りにこだわる必要もありませんが…。
連結も可能
ちなみにですが、ヴォールトにいたっては、スノーピークのメッシュシェルターとの連結が可能です。
何だったら、ヴォールト同士でも連結が可能。
ヴォールトにハマったら、もう1つヴォールトを購入しましょう。
圧倒的なコスパ
“安い"と言ったら語弊がありますが、他のスノーピーク幕に比べれば、このエントリーパックTTはかなり安価です。
「スノーピーク幕が欲しい!だけど高え!!」
となれば、これ一択です。
デメリット
贅沢を言うとキリがありませんが、価格が安いので甘んじて受け入れましょう。
強風が微妙
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/ce4fe456b86e39baf28199f407bc1e62-e1692097356568-1024x557.png)
ガイロープをしっかり張れば、ある程度の風は問題ありません。
とは言え、
スノーピークを代表するランドロックやリビングシェルロングProなどのツールームシェルター。それに、テント代表であるアメニティドームに比べると、強風による耐久性は流石に劣ります。
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/89af0c9570ae88eb0c95512d91df7029-e1692097512854-933x1024.png)
「過酷な状況下でもキャンプしまくります」
って方には、エントリーパックTTは不向きかもしれません…。
真夏はキツい
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/568875b42c01fe4118dced97e14d1d0a-e1692097772273-1024x844.png)
ヴォールトにベンチレーションはありますが、メッシュがありません。
ランドロックなどのスタンダード幕に比べて遮光性は低いので、真夏のキャンプは地獄が予想されます。
「いや、フロントパネル跳ね上げて、後ろ側のパネルも開放すればいいじゃん」
っとなりますが、
設営場所によっては、就寝時の姿がキャンプフィールドで丸見えになる可能性があります。
なので、ヴォールトは涼しい時期での使用が過ごしやすいです。
次が欲しくなる
この記事で、エントリーパックTTの購買意欲を高めさせておいてアレなのですが…。
エントリーラインを所有すると、後になって、
「やばい、ランドロック気になってきた…」
となるのがスノーピーク沼。
一応、変な後悔が生まれない様、以下の記事に軽く目を通しておいてください。
ここまで読んで、
「うん!ヴォールトが自分にとって1番いい!」
となれば、買っちゃいましょう。
アイボリーもあり
「いや、うちアイボリー派なんで」
って方、安心してください。
あります。
ただ、セット販売では無い為、タープにいたってはコネクションテープが付属で付いてきません。
つまり、小川張りをするとなると完全に自力となります。
「じゃあ、いらねーわ」
って方、安心してください。
方法があります。
こうなってくると、初心者とかもう関係なくなってきますが…。
まとめ
![](https://hanmio.blog/wp-content/uploads/2023/08/f2afa09d2c2e71f14e6a130f59121910-e1692097993469-1024x643.png)
って事で、エントリーパックTTはかなりお得なスノーピーク幕です。
「今からキャンプを始めようかな」
って方には、特にオススメなセット。
まあ、
スノーピーク沼にハマったら、また違う幕を買えばいいだけです。
わが家もそうだったんで…。
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